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上質なサスペンス映画【スパイ・ゲーム】ロバート・レッドフォードが渋すぎる:おすすめ映画を紹介

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 映画情報に疎かったので最近までロバート・レッドフォードの俳優引退を知りませんでした

この人は監督業もしてる俳優なので、あくまで俳優業だけを引退するということでしょうけど

 

現在公開されている『さらば愛しきアウトロー』が最後の出演作になるらしい

作中で演じるのは伝説の銀行強盗

 

らしい役柄だな、と思いました。っていうかレッドフォードってもう82歳なんですね

 

昔からおっさんのイメージしかなかったので、歳をとらない人かと思ってましたよ。見た目もあんまり変わらんし

 

私の中ではロバート・レッドフォードといえば『明日に向かって撃て』の強盗サンダンスか『スティング』の詐欺師。鼻ピン野郎のイメージです

 

鼻ピンとはロバート・レッドフォード演じる若い詐欺師がする仕草

 

指先で鼻を弾く、ただそれだけ

 

特に映画の最後のシーンで、微笑みながら鼻ピンする姿が妙に印象に残ってます。かなり昔に観た映画なのでもしかしたら間違ってるかも、たぶんそんな感じのシーンがあったと思う

 

「なんのこっちゃ」と思った人は作品を観てください。1973年公開と古い映画だけど、お洒落で楽しい映画でしたよ。内容はギャングを騙すコメディ?になるのかな

もちろんアメリカン・ニューシネマを代表する作品『明日に向かって撃て』もおすすめです

 

いずれにせよ自分の中ではロバート・レッドフォードといえば自由奔放な役柄の印象がありますね

 

むさくないアウトローって感じ

 

【スパイ・ゲーム】のレッドフォードはCIAの冷徹なベテランスパイ

好きな映画です。2001年公開、ロバート・レッドフォードとブラッド・ピットが共演してます

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名優レッドフォードと着実にキャリアを積み上げつつあった若きブラピの競演ということで話題になりました。

1993年。中国で逮捕された教え子のスパイ(ブラピ)を救おうと奮闘するベテランスパイ(レッドフォード)を描いた内容です

 

退職を当日に控えるレッドフォードが愛弟子のために最後のひと働きをするんですけど

 

めっちゃ格好良いですよレッドフォード、痺れますよ

 

最後のシーンなんて退職してCIAを去る老スパイと、俳優を引退するレッドフォードが被るので、もしこの映画が引退作になってもきっと多くの人の記憶に残ったでしょうね

非常に面白い映画です。詳しくは見どころで語ります

 

監督はトニー・スコット、名監督であるリドリー・スコットは兄ちゃんです

 

自分がなんか好きだなと思う映画をいくつか挙げてみると、例えば『ラスト・ボーイスカウト』とか『ビバリーヒルズ・コップ2』とか『クリムゾン・タイド』

 

全部トニー・スコット監督の作品でした。さっき調べて気づきました

 

お兄さんのリドリー・スコットは巨額の製作費を使った大作を撮るイメージがありますね『エイリアン』に『ブラック・ホークダウン』とか『グラディエーター』、『オデッセイ』

この監督さんの作品で特に好きなのは『ブラック・レイン』と『ブレード・ランナー』でしょうか

 

なんか好き

 

ブラック・レインは高倉健と松田優作が出てるので贔屓目が入ってます。松田優作がバイクに乗って日本刀で路面を削りながら火花を散らしてアンディ・ガルシアに襲いかかるシーン・・・

 

ああ、日本の俳優がアンディをボコる時代が来るなんて、いやボコるじゃなくてもっとひどいことになるけど

 

閑話休題

 

弟のトニー・スコットはもっと大衆的というか、荒唐無稽な話を上手く纏めてエンターテイメントに仕上げる監督という印象です

 

もちろん誉め言葉です、私はそういう映画が好きなので

 

『トップ・ガン』もこの人が監督した作品でしたね。来年続編が公開されると聞いてます。今度は監督が違うようですが

あらすじ

アメリカのCIA本部で退官の日を迎えたベテラン諜報員のミュアー(ロバート・レッドフォード)

彼は香港の米国大使館からの連絡でビショップ(ブラッド・ピット)が中国の蘇州刑務所に潜入しスパイ容疑で捕まったことを知ります

ビショップはCIAの任務で米中通商会談の盗聴作戦に参加するはずだったのになぜか刑務所に侵入していたのです

 

ミュアーにとってビショップはスパイのイロハを教えた愛弟子とも言える存在。20年前にミュアー自らがCIAにスカウトしたのがビショップでした

20年前、才能溢れるビショップはミュアーの下でスパイとしてのキャリアを積み順調に成長しました

しかし組織の一員として非情な判断を下すミュアーにビショップは次第に反発を覚えはじめます

そしてある事件をきっかけに彼は「あんたのようにはなりたくない」と言い残し、ミュアーの下を去ったのでした

それ以来2人は関係を絶ったまま会わずじまい。そこへ起きたのが今回の事件でした

 

中国の治安当局に逮捕されたビショップはCIAの任務ではなく単独行動で刑務所に侵入したことが判明。どうやら彼は投獄されていた女性を救助しようとしていたらしい

 

治安当局の拷問と尋問の末、ビショップはスパイとして24時間後に死刑が執行されることに

 CIA上層部はアメリカ、中国、両政府の関係を重視してビショップを救助しない方針を固めます

 

上層部の動きを察知したミュアーはベテランの女性秘書と共にこっそりとビショップ救出に動く

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見どころ

非常にしっかりと作り込まれた映画です。とはいえ骨太過ぎもせず娯楽性の高い作品でもあります

 

残された時間はわずか、せいぜい一日。それはビショップの処刑までのタイムリミットというだけじゃなく、ミュアーがCIAの一員でいられる時間も同じ

彼はこれまでCIAで培ってきた知識と人脈を存分に生かしてCIAにバレないように動きます。しかしかつての師弟関係を知っているCIA側の同僚はミュアーの動きを警戒

ミュアーは監視の目をかいくぐりながら情報操作等を用いて救出作戦を展開するのですが、CIAはすぐに察知して対処する

そんな感じで高度な頭脳戦が展開されるわけですが、この映画の面白い所は、ミュアーがそういう状況にあることから本部を一歩も出ない状態でストーリーが進むことです

 

とはいえ閉鎖された空間だけで話が進むわけではありません

 

CIA上層部は中国に捕まったビショップがなぜ無許可で動いたのか調査するため、ミュアーから話を聞きます

 

そこでミュアーの回想が始まる

 

ベトナム戦争でのビショップとの出会い

西ドイツでスカウトしたこと

ベイルートで起きた出来事

 

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つまり本作はミュアーの回想と現在の救出劇が交互に展開されることでストーリーが進みます

回想シーンによってビショップが蘇州の刑務所に潜入した経緯や投獄されている女性が誰なのかが判明するのです

 

この構成が上手いんですよ。緊張感を保ったまま謎が少しずつ解けていくので退屈せずに話が進むの

 

ミュアーの回想ではスパイがどうやって養成され、どんな仕事をするのかが生生しく描かれています。彼がビショップを教育をするシーンがあるのですが、自分には生まれ変わってもスパイは無理だと思いました

 

現実でのミュアーはあっちこっちに電話をかけまくって裏工作を図ります。アクションシーンは一切ありません。銃で脅すとかもなし。あの手この手でCIAや中国の治安当局を出し抜こうとするの

 

おっさんがシレっとした顔をしたままオフィスで静かに戦う姿がとても素敵

 

もちろん回想シーンではブラッド・ビットが良い演技をしてます。優秀なスパイでありながらも冷酷になりきれないキャラ。文句ない演技です

 

しかしロバート・レッドフォードがね……どうしても目立ってしまう

 あとはミュアーの秘書を務める女性も良い味出してますよ

まとめ

この映画の前にも1992年に『リバー・ランズ・スルー・イット』という映画でロバート・レッドフォードとブラッド・ピットは一緒に仕事をしています

しかしこの時のレッドフォードは監督だったので共演と言うならばスパイ・ゲームになるでしょうね

 

最初の方ですでに書きましたけど、しつこいですけど

 

最後のシーンのレッドフォードが渋いんですよ

 

全てを終えて退職した彼がポルシェでCIA本部から出て行くの

 

特別な演出とかなくて、あっさりとしたシーンなんですけどすごく印象に残ります

レッドフォードがこの映画を最後に俳優を引退したとしても相応しいシーンになったと思う

 

 そんな映画です。興味があったら観てください。良い映画でした

 おしまい

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