ご存じのように日本を訪れる外国人観光客は毎年増えています
2019年の速報値は1~6月の半年間ですでに1600万人を突破。2018年に過去最高を記録した3119万人を超える勢いです
と思ったけど、今年は韓国と揉めてるから超えないかも。米中関係も悪いし景気もいまいちだし……
すみません適当言いました
いずれにしても私の住んでる都市では外国人をよく見かけます。観光客もいれば働いてる人もいる
そんな外国人の中でも中国人や韓国人、台湾人は日本人と顔が似てますよね
とはいえよく見ると微妙に違う
特に女性の場合ですが
まずメイクが違う。日本人に比べると他のアジア人はチークを使わない人が多いです。中国人はお洒落をしても薄化粧が多い気がする
外出時のメイクに余念がないのは日本人の特徴だと思う
服装だと中国人は原色をファッションにとり入れているのが特徴でしょうか。派手色を躊躇なく着てます
昆虫みたいなデカいグラサンをおでこに掛けてるのは韓国人に多いかな
ちょっとダサいスニーカー
それともう一つ自分の中には判断基準があって
ホットパンツに野暮ったいスニーカーを合わせている女性を見ると、外国人かなと思っちゃいます
例えば▼こういう感じで靴底に厚みがあり、シルエットがぼってりしたスニーカー
もちろん日本人にもそんな服装の人が全くいないわけじゃないですけど、見かけるとすれば欧米人のガールフレンドな日本人ファッションって気がする。キャップとか被ったらまさにそう
イメージ図
10年以上前からこの手のファッションは見かけました。外国では定番なのかも
家の近所に住むフィリピン女性もこんな恰好で出歩いてますよ
個人的にはこういうスニーカーはダサいと感じてしまう。ボリュームがあり過ぎておっさんのウォーキングシューズみたいだし
昔から似たような形のものが靴の量販店に行けば2980~3980円くらいで売ってました
有名なメーカーでは『SPALDING』『HAWKINS』なんてのがありましたね。うちの父親が仕事に行く時に履いてましたよ
靴の種類としては『ウォーキングシューズ』とか『運動靴』とか言われてた気がする
そんな印象があるからどうしてもお洒落に見えないのです
ところが現在はこの野暮ったい靴に別の名前があるらしい
ダッドスニーカー
ダッド"Dad"スニーカー
つまりお父さんが履くようなスニーカー。もっとはっきり言うとダサいおっさんが履いてそうなスニーカーという意味です
なんと2017年からそのものずばりダッドスニーカーという名前で若者の間で流行っているらしい
服屋の兄ちゃんから聞きました。昨日の話です
彼の話によればダッドスニーカーはナイキやアディダス、ニューバランスといったスポーツブランドだけじゃなく、バレンシアガ、グッチ、シャネル、といったハイブランドからも発売されています
ブームの火付けとなったのはバレンシアガのトリプル3というモデル
ださカッコ良いのがウケてるみたい
へえ、
まったく知らんかったよ。たまには冷やかしで服屋巡りをしてみるもんですね
その話を聞いてから街を歩いていると、たしかに若者がダッドスニーカーらしきシューズを履いているのに気づきました。本当にいるんだ! っていうか意外と多いぞ
いや、マジで多いよ。どうしていままで気づかなかったんだろう
私が見る限り男も女も履いてました。組み合わせはスウェットパンツやスキニーパンツに合わせてる人が多い。トラックパンツに合わせてる人もいた、ワンピースに合わせてる女の子もいる
参照 BUYMA
現金なもので流行ってると聞くと途端にカッコ良く見えます
店に戻ってネットで調べると、日本だけじゃなく欧米でも流行っていることがわかりました
たくさんのオシャンティな画像が出てきますよ
参照 GQ
めっちゃカッコ良くね。なにこのオサレさん
黒人ってズルい、何を着ても様になるもん
こういうのを真似して大惨事になるんだよね。私は騙されませんぞ
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ブーム? それとも定番になるのか
ファッションサイトや巷の若者を見て感じたのは
ダッドスニーカーは『あえてはずす』アイテムとして使ってる人が多いですね
つまりジャケットを着てかっちりした印象を崩すために履くとか
ボリュームのあるスニーカーが流行るといえば、1990年代のナイキのエアマックスブームが似てると思う
エアマックスとはソールに高いクッション性をもたせたシューズです。最初のモデルはランニングシューズから始まったと思います、たぶん
滅茶流行りました。うかつに履いていたら襲われるくらいのブームでした。プレミアがつき過ぎて訳のわからないぼったくり価格が横行してましたからね
当時は10万円以上で売ってるショップをザラに見かけました
偽物も大量に出回りました
特に人気が加熱した『エアマックス95 イエローグラデ』
調べたら今もエアマックスは販売されてますね。普通にカッコ良い。流石に価格は落ち着いてますが
うーん……
スニーカーばっかり調べてたらダッドスニーカーがゲシュタルト崩壊してどんなスニーカーも同じに見えてきましたよ
っていうか本当に同じじゃ……
ちなみにダッドスニーカーには明確な定義がありません。名づけたモン勝ちみたいな所があります
そのため看板を偽るようなお洒落なデザインのスニーカーも散見されました
まとめ
ブームが過ぎれば履く人は減ると思う。でもスニーカーの一ジャンルとしては残るんじゃないでしょうか
定義が曖昧だから名前だけ残る気がします
いずれにしても今回のブームはエアマックスと違って様々なブランドが参入しています。簡単には廃れないでしょう
私もダッドスニーカーを履いてみたいですね
でもおっさんが履いてみても『あえてダサい』にはならないんだよなあ
おしまい