私は頭があまり良くないです
自虐や謙遜じゃありません。学生時代はテストの順位は中の下の下。通う高校はボンクラです。よく数学や物理が苦手でも国語や歴史だけは好きで成績が良いなんて人がいますけど、私は全てが悪い。得意科目なんてありません
勉強がとにかく嫌いでした
あ、でも体育だけは良かったです。あと背筋が人一倍強いですね。柔道部とタメ張ってました
こういう話をすると
『人の賢さはテストだけで測れるものじゃないから……』
などと慰めてくれる人がいます
しかし哀しいかな自分のことなのでちゃんと理解できてしまう
私の場合はテストの出来が悪いだけでなく、頭の回転も早くなければ聡明さもないです。この手の能力は社会に出ればはっきりと自覚できます
頭が悪いことはもちろんデメリット
しかし短所だけじゃないはず、きっと、メイビー、ちょっとくらいは良い所もあるのですよ、たぶん
そんなわけで今回は自分の人生を振り返ってみて頭の悪い人間なりのメリットを無理やり考えてみました
メリット1: 学歴コンプレックスがない
自分は大卒です。当初は高校を卒業したら就職するつもりだったのですが事情が変わって進学することになりました
通っていたのはいわゆるアンポンタン大学です
しかし受験をする時はそんな学校でも私にとっては難関大学。そのため当初は夜間に通うつもりでした。ところが試験に落ちちゃった
流石にへこみましたよ。俺ここまでバカだったんだって
しかしここでミラクルが、
ダメ元で受験していた同じ学部の昼の部になぜか合格。無事通えることになったのでした
毎日勉強を教えてくれた高校の先生には本当に感謝してます。先生は私の吉報を聞いて泣いてましたからね。この人、私が高3の夏に進学すると宣言したら漁師や坊さんの養成学校をすすめてきた人です。それくらいしか受からないと思ってたらしい
そういう自分なので学歴に対する引け目がありません
偏差値が低い大学とはいえ自分が勉強して奇跡的に受かった大学です。これ以上を望むべくもない最良の結果といえる
他人が偏差値の高い大学出身と聞けば素直に凄いと思えます。まあ頭の良い人は学歴自慢なんてしませんけど
学歴コンプレックスというのは自分に余力というか可能性を余らせた人間でないと持てないものだと思います
なんで自分には無縁の感情ですね
メリット2:行動力がある
言い換えると行動力しかないです。十分に考察するだけの知力がないので、想像できないことはとりあえずやってみるしかないと考えます
就職すれば出来の良い同僚と渡り合わなければなりません。知略に劣るので行動力でカバーするしかない
賢い人間というのは何らかのトラブルが発生した時、現場に向かう前段階で解決策をいくつも提示できます。分析能力が異様に高いのです。また最良の解決策を導き出すまでが速い
本当に頭の良い人間というのは机上の空論になりません。物事を見る目が多角的で断定や決めつけを避けるのも特徴ですね
もうね、個を殺して最短距離で成果を出すこと山のごとし
例えばそんな連中が10分で済ませる仕事を私が普通にこなしていたら冗談じゃなく一日経っても終わりません。
組織というのは絶対評価の他に相対評価が必ず関わります。上司も人間ですからね。優秀な人間を基準にジャッジするので私の評価はダダ下がり
そうならないためには経験値を溜め込むことで勝負するしかないです。頭の回転で負けるなら沢山行動して引き出しを増やすことで解決策を短時間で提示するしかない
下手の考え休むに似たり。そう割り切ってとにかく動く。行動に無駄が多いと笑われても気にせず足を動かす
あとハッタリも大事。っていうかこれが一番大事かも。たいした実績もないのにアピールばかり上手い奴っていますよね。まさに私のことです。声がでかいのは重要です
忙しいフリをするのが天才的に上手い男ですよ私は。100メートルしか走ってないのにフルマラソンばりの疲労を見せつけてやります
まあほとんどバレてたと思うけど
そんだけズルいことをやっても仕事のできる奴には敵いません
頭が悪い人間のメリットを説くためには頭が良い人間を知らなければなりません。幸いにして私の職場はそういう人間が多かった
仕事内容は特殊過ぎて特定が容易なのでぼやかします。職場と言いましたが私が所属していたのは企業ではなく団体です。
変わり者ですが頭の切れる人間が多かったのです。京大卒を見たのはその時が初めてです
東大だろうが東海大だろうが自分には区別がつかんけど
ああいう頭の良い連中はパターンを読み解くのが抜群に上手いです。ある程度複雑な仕様書でも一発で覚えますからね。天才かよ
だからこそ必死に仕事しました。自分の居場所を作らないといけないので。最初の半年はプレッシャーで食事が喉を通らずコーラしか飲めなくて激痩せしましたからね
自慢できるとすればそんな職場で10年以上頑張ってこれたことでしょうか。鬱病にならなかった数少ないスタッフの1人でもあります。そういえば風邪もひいてないや
心身共に頑丈に生んでくれたパピーとマミーには感謝してます
うん、馬鹿は風邪ひかないというのもメリットかな
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メリット3:類友でイカれた人間が集まりやすいのでブログのネタに困らない
DQNの周りには似たような人間が集まります。また、そういう人間を引き寄せます
不思議なことに私からそういうフェロモンが出ているのか国籍を超えて集まります
もうねみんな信じられないほどおバカですよ
私がブログで時々書いている馬鹿話は真実味を出すためにあえて情報を削ることがあります。道義上書いちゃうとまずいという場合もあるのですが、すべて書くと嘘っぽくなると判断して書かないこともあります
身の回りで起きた驚きの出来事ベスト3を紹介:後編 - ダメラボ
例えば前回の記事↑に登場した南アジア人。彼には2人のブラザーがいます。日本にいるのですが現在逮捕されてます。名前を検索するとすぐにわかるような馬鹿をやってます
そんな男が今度は70過ぎの老婆と結婚とかギャグ漫画にしか見えないでしょ。だから前回の記事には兄弟の話は書いてません
あとは以前にこんな記事を書きました
中年のキスは何の味?:同級生と遊んでばかりいると老いについて耳を塞ぐって話:中年男女の恋愛事情 - ダメラボ
この話では中年男女の恋話ってことで良い感じで終わらせてますが、この話に登場したFさんはこのあと警察の取調べを受けます。っていうかずっと警察に尾行されてました
というのも去年大阪で逮捕された売人から芋ずる式に彼女の元彼までが覚せい剤の所持で逮捕され、Fさんも売人の一味だと疑われていたのです
その後、彼女は無関係ということで釈放されています
ネタじゃないですよ。マジ話です
自分にとっては周囲で逮捕者が出るのはわりかしよくあることなのです。それに以前記事にしたけど私の店の客層はアウトレイジ系に偏ってるし……
あの人たち暇さえあれば警察に追われてますからね。実は仲良しなんじゃないかと疑ってます
慣れとは怖いもので、いつの間にかそれが普通だと思うようになってました
おまけに私の友人には変わった職業についてる者がちょくちょくいます。前にブログで紹介した太ったオタク男はエロ漫画家です。熱烈なファンがいる程度には売れっ子です
自慢ですがこの男にコマ割りとフェチズムのなんたるかを叩き込んだのは私です
他にも風俗店勤務やデリヘルの経営者もいます。あとは芸能事務所とは名ばかりの外国人斡旋業者とか
ちなみに私も警察や行政には何度か怒られてます。でも前科はありません
楽しそうなことにはつい首を突っ込んじゃうので、たまにやり過ぎてしまうのです。頭の悪さがなせるわざですね。自営業の強みでもあります。サラリーマン時代は自重せざるをえなかったので
わりと面白いトラブルばかりなのでそのうちブログに書こうと思います
おわり