ダメラボ

ダメなおっさんが色々と妄想していますよ

スーパーアリの巣コロリの有効な使い方:小さいアリだと毒餌を食べてくれないから対策をとってみたよ

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私の店では時々アリが行列作って歩いています。小さいアリです

屋外なら文句ないけど室内に出現するのは困る。トレーニング室の壁を伝っていることが多いのです

そんなわけで4年前から『スーパーアリの巣コロリ』を活用してます

アリの生態

アリの活動が活発になるのは春から夏。冬は冬眠期間です

しかし店では冬でもアリの行進を見かけます

調べてみると外来種のアルゼンチンアリは冬でも活動するらしい

このアリは名前の通り南米原産。しかし1993年に広島で発見されるとあっという間に活動範囲を広げました。現在は愛知、京都、神奈川など11都府県で生息が確認されています

体は小さいのに攻撃性が強く繁殖力が旺盛。虫、獣、人間、誰彼構わず襲うので世界の侵略的外来種ワースト100に選ばれています。効果的な駆除方法は見つかっていません。専門家の間でも根絶は絶望的と言われています

アルゼンチンアリ - Wikipedia

 

とまあ散々アルゼンチンアリの説明をしてみたけど私の店にいるアリはたぶん違いますね。外見が似てない。

とにかく困ったアリちゃんです

アリの巣コロリは効果ない?

これはネットに上がっている情報です

使った人の感想を読むと

「小さなアリを駆除しようと使ってみたら餌に反応しない」
「餌に食いつくけど大きすぎて運べないみたい、それ以降近寄ってこない」

という不満が

ちなみにスーパーアリの巣コロリはこんなやつです

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平たいプラスチック製のケースです。サイドに無数の穴が開いてます。ケースの中には顆粒タイプとゼリータイプの2種類の餌が入っています(『スーパーアリの巣コロリ』には2種類入ってますがスーパーでない普通の『アリの巣コロリ』には顆粒タイプの餌しかはいってません)

これをアリの通り道に設置しておくとアリが毒餌の匂いにつられて巣まで運び込んで、みんなで晩餐、はい全滅。というのがスーパーアリの巣コロリのコンセプト

 

餌が2種類入ってる理由は、アリは種類によって雑食性と吸蜜性が存在するからです

雑食性のアリは虫の死骸を好んで食べる(蜜も食べる)

餌を巣に持ち帰る習性がある

 

吸蜜性のアリは砂糖や蜜を好んで食べる。アブラムシの尻から分泌する甘い蜜を食べるのもこの種

餌を巣に持ち帰る習性は弱い

 

私のスーパーアリの巣コロリの使い方

実は自分も4年前に初めて使った時はアリが無反応で困りました。ケースの中には入るけどちょっと突いてそれっきり。特に顆粒タイプの餌には興味を示しませんでした

ケースにも不満がありました。このケースには粘着シート等がついてないので壁に設置できないのです。自作してもいいけど壁に貼り付けるのは目立つし…

お客さんの目に留まるのは接客業としてマイナス

仕方なく物陰に隠すようにして床に置いたけどアリが集まってこない


困ったので試しにケースを開けて餌だけを設置してみることにしました

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こんな風に開けます。本来は開ける仕様になってないのでちょっと硬いけど開きます

中はフィルムでカバーされ2種類の餌が入ってます。使う時はフィルムを外します

私はゼリータイプの餌を爪楊枝で一かけらだけ取り出し、アリの行進する道上に設置しました


するとあら不思議。アリはすぐに反応を示して集まってきた

翌日には頑固に行進していたアリが消えてました

 

それからもアリを見つけるたびゼリー状の餌をほんの少しだけ置いておくと効果てきめんでしたよ

ただし相変わらず顆粒上の餌には興味を示しませんでしたけど

これはアリの種類によるものだと思う

あとねこのケース自体がごつくてアリの警戒心を誘ってるような気が…

この使い方のメリット

設置場所を選ばない

アリの巣コロリはケースを接着できないので床に置くことしかできません

しかし餌だけを設置するならゼリータイプなので壁にもくっつきます。使った後は拭き取ればよし。小さな子供がいたりペットを室内飼いしてるならお勧めしませんが

コストパフォーマンスが良い

ちょっとずつしか使わないので4年前に買ったものがいまだに使えてます。餌は間違いなく変質してるはずだけど(特に顆粒タイプは色がヤバい)効果はある

使ったあとはフィルムを被せておかないと乾燥して使えなくなるのでそれだけは気をつけてください(先ほどの画像でフィルムが貼ってあるのはそういう理由です)

 

当たり前ですが公式に認められた使い方じゃないので自己責任でお願いします

小話

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昔、タイでとんでもなくボロい安宿に泊まったことがあります。すっごい田舎です

移動がトラブル続きで遅れてしまい宿に辿りついたのは夜でした

 

宿の主は60歳くらいのおばちゃん

 

受け付けを済ませてお金を払おうとしたら彼女が「支払いは明日でいいわよ、遅くまで移動して疲れたでしょう? 早く休みなさい」と涙が出そうになるほど親切を言ってくれたのでした

ぶっちゃけこっちはすでに金を出していたので受け取って欲しかったんですけど、まあいいでしょう親切は素直に受け取ります

 

そして深夜

 

すっかり疲れ切っていた私は熟睡していました

しかし蚊に噛まれて痒くて目が覚めた。ベッドには蚊帳が張ってあったんだけどな…

 

私は普段から持ち歩いてるフマキラーっぽいスプレーを部屋中に噴霧しました。タイの殺虫スプレーは臭い上に無駄にパワーがあってベッドに座ったまま隅々まで届かせることができます

 

ぶしゅぶしゅー

 

よく見るとベッドにダニもいたので過剰に撒いておきました

毒ガスみたいに部屋中に蔓延させたまま赤く腫れた腕をボリボリと掻きむしる

痒くて目が冴えてしまったのでタバコを吸いながらしばらくボケっと壁を見つめてました

 

ん?

 

気のせいかな、壁のシミが動いたような…

 

部屋の壁は元は白かったみたいですが薄汚れて大きなシミが沢山ついてます。そんなシミの一部がゆっくりと動いてる…ような気がする

 

んん!?

 

あまりに動きが遅いので目の錯覚かと思ったけどやっぱり動いてるぞ

うぞうぞと黒っぽいシミが広がったり収縮したり


シミはあちこちから現れました


壁から湧き出るようにシミが表出しては移動し、形を変える。壁を覆うほど広がる

 

正体はアリ

 

動くシミは全てアリの集団だったのです

私が撒いた殺虫スプレーに反応して壁の穴という穴から湧き出てきたのです

この部屋はアリの巣だらけだったらしい。むしろアリの巣に宿を作った感じか

私を囲む四方の壁がウゾゾと絶えず模様を変える

私は気味の悪い虫の行動に唖然とするばかりでした

 

ひッ!?

 

不意にベッドを覆う蚊帳が揺れました。何か蚊帳にくっついてる

蚊帳は天井から垂らされてベッドを覆う形状です。相応しくない例えだと王様の天蓋付きベッドみたいな感じ


揺れ動く蚊帳には20センチくらいの大きなヤモリがくっついていました。皮膚は赤茶色でまだらに変な模様

 

トットトケイ!

 

気味の悪い鳴き声が示す通りトッケイヤモリです。こいつ噛みます。凶暴です。でも目はくりくりして可愛いです

 

あぶぶ

 

私は咥えていたタバコを落っことしそうになりました。木造の床をパタパタと這って無数のトッケイが集まってきたからです

なぜだか知りませんけど私を目指して走ってきます。部屋は隙間だらけなので外からいくらでも侵入できるようでした

 

トッケイ!

 

接近してきたトッケイは蚊帳に阻まれます

蚊帳を挟んで見つめあう我々

 

トッケイさんは蚊帳に張りついて私を見ながらトットトト鳴いてる。その数は次第に増えていく

明滅を繰り返すボロ照明の下、周囲の壁では無数の黒いシミが広がったり形を変えてダークな万華鏡。蚊帳にはヤモリが三十匹以上くっついてる

 

絵面は完全にホラーですよ

黒い儀式が始まるのかな


トッケイは七回連続で鳴くと幸運を呼び寄せると言われてますがこの数だと地獄の子守歌に聞こえます

 

恐怖で声も出ませんでした

 

私はガタガタ震えながらベッドへ入り込もうとするトッケイを蚊帳越しに手で叩いて追い払い続けました

パニックでアババとか変な声が出てたと思う。なんかすげえ勢いで集まってくるのでモグラ叩きみたいになってますよ。籠城戦みたい

 

ひ~ッ

 

結局一睡もできず一晩中トッケイと戦ってました。朝が近づくと少しずつ数が減って最後には誰もいなくなった。壁のシミもなくなり元通り

 

早朝、血走った目で疲労困憊しているとドアが蹴破らんばかりに叩かれる

ドアの向こうでは女性の甲高い怒鳴り声


どうやら俺に怒鳴ってるらしい


ヒステリックな声が疲れた頭に刺さります。目がチカチカする

 

もうなんだよ…

 

うんざりしてドアを開けると宿主のおばさんと警官が立ってました

おばさんが私をキッと睨みつけてビシッと指さします

 

「この人が金も払わず宿に泊まったわ!無賃宿泊の盗人野郎よ!」

 

気でも狂ったのかババア

 

何を言ってやがる

 

警官は私にパスポートを見せろと言うと、その後はこっちの言い分も聞かずに警察署にしょっ引いてくれました。連行するとき両手に縄をかけられましたよ。手錠じゃないんですね

結局逮捕はされなかったけど散々な目に遭いました。取調室とかなくて他の犯罪者と同じ部屋?廊下みたいな場所で尋問されるのですよ。そしてあっさり釈放

 

なんだったんだ…

 

宿に戻って件のおばさんに金を払うと、おばさんニコニコしてる。まるでさっきまでの怒りは忘れてしまったかのように

 

「お金なんていつでもよかったのに…、それよりお腹減ってるでしょ!ヨーグルトでも食べない?」

 

などと惚けたことを言ってます。皿に入れたヨーグルトを振舞ってくれました

私はヨーグルトを食べながら呆気にとられるばかり

 

まったく訳のわからない出来事でしたね

おしまい

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