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なぜゴキブリは嫌われているのか? 歴史や習性について調べてみた

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昨夜、友人との会話の中で

 

「なぜゴキブリは嫌われているのか?」

 

という話になりました

先週から友人のダイエットに付き合い、夜にウォーキングをしているのですが、途中の公園で休憩しているとベンチでゴキブリを見つけたからです

 

夏場はゴキブリ対策を講じている家庭が多いでしょう。最近ではブラックキャップなどの駆除アイテムが発達したので昔ほど見なくなりましたが、見つければ誰もが絶対殺すマンに豹変します。私も好きじゃないです

 

誰もが嫌う可哀想な虫、ゴキブリ

 

ゴキブリが嫌われる理由か……そんなの考えたこともなかったですね。しいていうならそこにゴキブリがいるからでしょうか

私はちょっと考えてから言いました

 

「人間の生活圏にあのナリで闖入してくるからだと思う、デカいし見た目がキモいし、カサカサすばしっこいじゃん。しかも飛ぶ時、絶対こっちに向かって来るよね」

 

屋外にいればそれほど脅威はありません。しかし家の中でチョロチョロされると一気におぞましさが跳ね上がります。素早く予測できない動きというのはそれだけで不気味

それに飛翔して迫りくる姿には強い意志、執念のようなものを感じます。なんかくっつかれたらメガンテとかしてきそうで怖いし

 

「でもさ――」

 

友人に言わせれば「見た目はカブトムシに似てるのにそんなに嫌われるのは不公平じゃね」らしい

 

近いのは色だけじゃねえかよ

 

と思いましたが、言いたいことはなんとなくわかります

 

 私もそうですが、人間のゴキブリに対する嫌悪は理屈を超えてるようにも感じる

 

とりあえずゴキブリさんについて色々と調べてみました

 

そもそもゴキブリを嫌う習慣は日本独特のもの? それとも世界共通?

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ググるとすぐにわかりました

 

うん、世界中で嫌われてますね

 

アジア各国、南米、アメリカ南部。見つけたら駆除する習慣があります。夜の自室に出現したゴキブリが気持ち悪くて一睡もできなかったというアメリカ人青年の話もありました。日本人と同じ反応です

 

亜熱帯を中心に生息する虫なのでドイツやフランスの中部以北では見る機会がほとんどないらしい

そういえば北海道出身の知人は地元でゴキブリをほとんど見なかったと言ってましたね。繁華街の飲食店でたまに小さいやつを見るくらいだったそうです。それすらも人に教わってチャバネゴキブリだと知ったという

九州に来ても最初の頃はゴキブリの大きさに驚くだけ、嫌悪よりも物珍しさが勝ってたらしい。でも皆が怖がるから次第に怖くなって、今では大嫌いになってます

しかし世界中で食用の文化があったのも事実です

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日本を含めたアジア、南米、アフリカ、イギリス

私が実際に見たのはタイ南部の村で歓待された時に出されたゴキブリの素揚げ、中国の昆明から南に下ったよくわからん村で出された唐揚げと塩焼き 

 

気を失いそうになるほど嫌だったんですけど、こういうのって断れないじゃん

だってNOと言えない日本人。村人がめっちゃニコニコして勧めるんだもん。これでノーセンキューは言えません

 

脳裏をよぎったのは『インディージョーンズ 魔宮の伝説』ですよ

あの映画の序盤では辺境の貧しい村の住民がインディとヒロインを歓待します

ヒロインは出されたものが不味そうなので断ろうとしたらインディが「大事な食料で歓迎してくれてるんだ、全部食べろ」って言うの

あれを思い出しちゃって余計に断れない。なぜなら自分はインディと同じ冒険野郎を自負してたから

だから食べました。全部

 

唐揚げと素揚げはまあまあかな、スナック感覚でカリっといけます。カリっといけるだけでそんなに美味しくないですよ、エビフライの尻尾だけ食ってる感じ?

 

塩焼きは火が通ってなかったのか苦かったです。足とか羽は毟ってありましたが焼いてるだけだと見た目が酷いのでお勧めはしません

 

私がゲエゲエ言いながら食べてたらみんな爆笑してたのでぶっ飛ばしてやろうかと思いました

 

話を戻します

 

日本にも昔からゴキブリを食する文化があったようです。イナゴと同じ感覚かな。残念ながら調べても詳細がわかりませんでした

18世紀のイギリスでは船の船員が食べていた記録があります。ゴキブリのジャムというものもあったらしい

作り方はゴキブリを酢で煮込んで天日干しにして、頭とハラワタを除いてから、バター、胡麻、塩で煮込んでペースト状にする

なんだかグルメな感じがしますね。ジャムってことはパンに塗ってたのかな

ちなみに現在はやってないそうです

 

食用ゴキブリの事実まとめ(世界の食べ方・栄養や薬効とその歴史、噂の真偽)

 

こういう話は気色悪いと思うかもしれませんが、ゴキブリって栄養価は異様に高いんですよ。豚肉と同程度のカロリーを摂取するためにはその半分の量のゴキブリを食べれば済みます。たんぱく質も豚肉に比べて遥かに豊富です

 

だからといってまったくお薦めはしませんけど

その辺のゴキブリを食べたら病気になるので絶対にダメですからね。ゴキブリは不潔な場所を徘徊するので沢山やばい菌を持ってます

 

さきほど世界中でゴキブリを嫌ってる人は多いと書きましたが、食用の文化がある国でもゴキブリを嫌いな人は多いです。中国やタイでも嫌ってる人が多いって私を歓迎した村人が言ってた。そんなら俺に出すなと思ったけど

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ゴキブリの歴史について調べてみた

人間がゴキブリを嫌う理由として有名な俗説があります

 

『大昔の人間の祖先にとってゴキブリが脅威だった説』です

 

一説によるとペルム紀(2億9900年前~2億5100年前)には50センチを超えるゴキブリがそこら中をうろついていたらしい

巨大ゴキブリに攻撃された人間の祖先がその恐怖をDNAに記憶させ、それが脈々と受け継がれ現在の我々に至るという話です

 

ありえない話じゃないのか? 

 

似たような話だとガラスを傷つけた時のキーって音を嫌う人間が多いのは、白亜紀の恐竜にたいする恐怖が刷り込まれてるから、という俗説があります

あの嫌な音が恐竜の鳴き声に似てるということですね

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こんなゴキブリがいたら気絶すると思うよ

ただし本当に存在したのかははっきりしません

 

ペルム紀の末、地球は生物の九割が死滅するという大絶滅を経験します

火山の噴火?隕石?とにかく地表が高温に熱せられて酸素濃度が一気に低下したらしい。小型の生物しか生き残れなかったと言われています

 

当然ゴキブリは生き残りました

 

最新研究が解き明かす!ゴキブリの起源は3億年前ではなかった!? | ゴキラボ

筑波大学の最新の調査では、ゴキブリの起源は今から2.6億年前のペムル紀に見られます。すでに今とほとんど変わらない姿だったらしい 。サイズも2~8センチ

 

あれ、ってことはさっきの巨大ゴキブリはガセネタ?

 

とにかくゴキブリはその後の白亜紀もしぶとく生き残りました。恐竜が滅んだ時も大絶滅が起こったのですが、彼らは頑張ったみたい

 

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ちなみに日本に残ってるゴキブリの痕跡として最も古いものは4300年前の縄文時代に作られた土器からです

土器の中に卵鞘の痕跡が残っていたらしい。すごいな

 

ゴキブリの語源と名前の歴史:実は御器噛(ゴキカブリ)が正式名称だった? | ゴキラボ

ゴキブリは平安時代に阿久多牟之(アクタムシ)、都乃牟之(ツノムシ)と呼ばれていました。阿久多牟之とはゴミを漁る虫という意味。都乃牟之は触覚のある虫

 

そのストレートなネーミングからは当時もあまり好ましい虫とは思われていなかったことが窺えます

 

そして江戸時代には油虫と言われていました

私の地元では今でも年配の人が油虫と言ってますね。父もそうです

 

だから私はてんとう虫の大好物であるアブラムシとゴキブリは仲間だと思ってましたよ

 

ところが調べたら全然違うらしい

 

ゴキブリはゴキブリ目に属しています。網翅目という大きなくくりだとカマキリやシロアリの仲間になる

アブラムシは半翅目、カメムシやタガメ、アメンボが仲間

 

江戸時代の人々はゴキブリの体表がテカテカと脂ぎった様子から『油虫』と名づけたのです

そして江戸時代には油虫の他にもうひとつ呼び名がありました。『御器齧(ゴキカブリ)』です

お椀(御器)を齧る虫ということからその名がつけられました。お椀そのものを齧るというより付着した人間の食べかすを齧っていたのでしょうね

 

このゴキカブリが明治の文献に記される時、誰かが間違えて『カ』を抜いてしまい、ゴキブリと誤表記してしまった

この誤った名称が定着して今日に至る、というのが定説です

 

ゴキブリの生態

彼らは雑食です。腐った野菜などの生ゴミはもちろん、床に落ちた髪の毛や剥がれた皮膚までなんでも食べます。そう聞くと気味が悪いですが、攻撃性ありません

 

あれ、悪い虫じゃないのかな。それでも見つけたら引っ叩くけど

 

とはいえゴキブリは不潔な場所を活動することで体表には様々な菌を付着させています。代表的なものだとサルモネラ菌や赤痢、ピロリ菌

動き回ることでそれらの菌をばら撒くことになり、人間にとって害虫と言われているのです

なんだやっぱり悪い虫だ

 

 

その辺にいるゴキブリを食べたら絶対にダメですよ 

 

 ゴキブリが他の虫に比べて最も優れている点は、体内で抗生物質のようなものを生成できることです。だから彼らは病気に強く簡単に死にません

 

現在、ゴキブリの脳からは様々な抗生物質の原料となる物質が研究によって発見されています

嫌われてるけど人の役にも立っているのです

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まとめ

記事の冒頭で北海道出身の知人について書きました

北海道にはゴキブリがあまりいなくて九州に来てから周りの反応につられてゴキブリが嫌いになったという話

 

我々がゴキブリを嫌う理由も同じではないでしょうか

 

つまり子供の頃、母親や周りの大人がゴキブリを嫌悪して悲鳴を上げる

そんな姿をいつも見ていれば嫌でも刷り込まれます

 

その結果、『ゴキブリが怖い、気持ち悪い』となった

 

だったら最初のきっかけはどこにあるんだ?って話になりますが、それはもう

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こいつのせいってことでいいんじゃないかな

 

なんかロマンというかドラマがあるよね。昔はゴキブリが強かったけど今は立場が反対になったなんて

おしまい

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