ダメラボ

ロスジェネのダメなおっさんが色々と妄想していますよ

不潔な物に対する拒絶反応やトラウマを克服するためには:糞にまつわるエトセトラ

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本日は文化の日ということなのでアカデミックな話題について語ってみようと思います

 

とても汚い話なので食事中の人は見ないほうがよいですよ

 

糞といえば……

一般的にはウンコまたは大便を指します

あるいは耳垢を『耳糞』、鼻水が乾燥した状態を『鼻糞』、歯に詰まった食べカス等の歯垢は『歯糞』、と表現することもある

 

いずれにせよ糞という文字に肯定的な意味はありません。全てを台無しにするパワーワード

 

例えば、

 

清楚な美少女、藤崎さん。彼女は整った白い歯の持ち主だ。

ある日、藤崎さんの歯の隙間に朝ご飯の食べカスがついていた

 

そんな彼女の様子を、

 

藤崎さんの白い歯に歯糞が詰まっていた

 

こう表現を変えるだけで、紋白蝶のように可憐な藤崎さんの印象が部屋の隅をジコジコと移動するダンゴムシのように感じられてしまう不思議。ダンゴムシ可愛いけどね

 

ウンコにせよ耳垢にせよそれぞれを構成する物質はまるで違うものです。両者はまったく別の存在といっていい。

にもかかわらず『糞』という文字がつくだけで我々はウンコや耳垢を『得体の知れない不潔の総体』として捉えてしまう

まるでそういう絶対的に不潔な物質が存在しているかのように錯覚し、忌み嫌ってしまうのです

 

小学生はもちろん大人だって犬のウンコを踏んだら「げ、エンガッチョ!」と騒ぎ立てるでしょ。誰かがくしゃみして鼻水が飛んできても同じ

 

いや、まあ汚いけどさ。なんか例えが悪いな。まあいいや

 

今回はこういった『糞』に対する拒絶感を和らげるための方法について書いてみようと思います

なぜ和らげる必要があったのか? 自分にはあったのです。その理由も書きます

和らげる必要のない人にとっては単なるバカ記事になりますのでご容赦ください

気になるアイツは

 事の発端は小学3年生の時です

当時の私は授業中に手遊びをする子供でした

手遊びといっても先生の話を聞きながら机の上を撫でたり、表面の傷を爪先でほじったり、そんな他愛もない行為

 

授業中なので先生や黒板を見ながらの手遊びです。つまり自分の行為を視認していたわけじゃありません

 

これが原因で私はひどい目に二度遭います

 

一度目は一時間目の授業中の出来事です。机の上を撫でているとザラザラした砂が指先に触れた。それを摘んで遊んでいたら大怪我をしました

 

砂だと思っていたら蛍光灯の破片だったのです

 

私はそんなこと露知らず、指先でぐりぐりと転がしていた。するといつの間にか手がびちょびちょに濡れていることに気づく

なんだろうと思って手を見ると血だらけでした。そりゃもうびっくりするほど。

ガラスは本当に危ないです。まさかあんな砂みたいなサイズでこれほど鋭いとは……。切れ味が良すぎて手がズタズタなのに最初は気づかなかったくらいですからね。あとから猛烈に痛くなったけど

 

なぜ机の上に蛍光灯の破片があったのか? 

治療が終わった後に担任の先生から事情を知らされました

前日の放課後にクラスメートの渡辺君がボール遊びをしていて蛍光灯を割ってしまったらしい

 

その時に破片が私の机に降り注いだ。一応掃除はしたつもりだったけど残っていた

 

正直それを聞いてまず思ったのが、『このバカ教師、そういうことはまず私に伝えろ』でした。知ってたら多少は注意してましたよ

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 ヤバく危険な渡辺君

この蛍光灯を割った渡辺くんですが、落ち着きのないやんちゃボーイです。いつも何かやらかしては先生に叱られてました。

 

「ねえーねえー、ぐっさん~」

私を呼ぶ時の口調がちょっとラリった感じの男の子

 

実際この男は10年後に自宅のベランダで大麻を栽培して逮捕されます。事件は新聞の地方欄で取り上げられ、白いプランターで栽培中の大麻が写真つきで載っていました。新聞を手に知らせてくれた友人と爆笑したのを覚えています

さらに10年後、彼は懲りずに大麻の所持でとっ捕まります。今度はとある市長が謝罪会見を開くほどの騒ぎとなりました。なぜなら渡辺君は行政と深く関係する仕事に就いていたからです

 

いまだに彼とたまに遭遇します。相変わらず「ぐっさん~」とラリッた感じです

 

この渡辺くん、当時の私はちょっと苦手でした。なぜなら、

 

振舞いが粗野で何をしでかすのかわからない危うさがあったこと。いつも鼻水が垂れていて不潔な印象があったからです

 

私も多少イカれた所はありましたが、どっちかというと考えることができるアンポンタンです。でも彼は違う、生粋のヤベー奴でした。色々とやらかしているのですが、今回の話とはズレるので割愛します

手遊びが生んだ二度目の不幸

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ある日、私はまた手遊びしてしまいました。授業中です。視線は黒板に向けたまま

 

すると不意に手の甲にヒヤリとした感触が、何か冷たく小さな物質が付着したことに気づきます

この時の私は「ん、なんだ?」と多少の違和感を覚えただけ。それが何かをちゃんと確かめることもなく指先で触れてみました

 

なんだかブヨっとした質感。 スライムのような粘性を感じる

私は前を向いたまま指先で摘んでこねてみる

 

本当に学習しない男です。同じことをやって大怪我をしたのに……

 

スライム状の物質はこね続けられたことで水分が飛び、さらに私の手垢が混じったことで小さな丸い物体へと変わっていきます

 

そこで初めて私はそのコロコロ物体を直視しました

 

「なんだこれ……?」

 

目の前に掲げる。手垢がついて汚れた小さな球。よく見ると黄色が混じってる

 

じーと球を見つめる

 

すると視界の端を何かがヒュンと掠めた

 

掠めた何かが私の机の上に着地

 

音で表すとビチャって感じ、少量なので音は出てないけど

私は摘んでいた球体からその物体に視線を移します

見た目は不吉な予感を感じさせる黄土色。粘性のある物体です

溶けたチーズみたいだけど色味は見るからに汚らしい

 

じーと黄土色の粘性体を見る

 

ん? んん? これは……まさかッッ!?

 

え……嘘……も、もしや……鼻クソ……?

 

様々な角度から検証してみるも、どう考えても鼻クソにしか見えない

 

くっ

 

私はふつふつと怒りが込み上げてきました

誰だ鼻クソを飛ばしたバカは?ありえん、ありえんぞ。不潔すぎるだろ

 

ティッシュは持っていたけど拭き取るのも躊躇うくらいに汚らわしい

ティッシュを介して触れるの嫌

 

私にとってウンコも鼻くそも同程度に忌むべき存在。ましてや他人のブツなどとんでもない話です

 

私はギロリと周囲を見回す。飛翔体の飛来した方向はわかってる

 

容疑者はあっさり見つかりました

 

授業中なので皆真剣に前を向いてます。そんな中、ただ1人、片足を椅子に乗せ膝を立てて鼻をほじってる輩を発見

 

渡辺君でした

授業中なのにノートもとらず夢中で鼻をほじってる

 

渡辺君は人差し指でほじり出した鼻クソをピンピン飛ばしてる。もはや言い逃れできないレベルですよ

 

この野郎!

 

普通の小学生はこういう行為を堂々とできません

今はどうか知らんけど、私が児童の頃は小学生がウンコを学校ですることと鼻クソを堂々とほじることは何よりも慎まねばならない

バレたら笑い者にされます。後ろ指さされます

生理現象だから仕方のないことだけど、小学生の世界は理不尽なのです

 

く、どんだけ鼻クソがつまってんだアイツ

 

彼と私は3mほど離れています。それなのにピンピン飛んでくる

 

私は怒りのボルテージがぐんぐん上がっていく

 

机という大事な聖域を前代未聞の汚物で穢された……絶対に許すまじ

 

イライラしてたので摘んでいた球体をコネコネ。指先の熱を帯びて水気が飛んだ球体は硬く乾いてました

 

イライラこねこねイライラこねこね、どうやって渡辺君を成敗してやろうか考える

 

……ん?

 

……そういえば……この球って結局なんだったんだろう?

 

じーと球を見る

すっかり黒ずんでるけど、少しまだ黄色い

 

黄色い……

 

……ッ!?

 

……おいおい

 

……ま、まさか。いや……そんなわけが……

 

私は思わず球体を取り落としてしまう

机の上を転がる汚れ球。コロコロと移動して先ほど着地したばかりの鼻クソの傍で止まる

 

背筋がゾクリとしました

手の甲に触れた何かのヒヤッとした冷たい感触が蘇る

 

……

 

ひギャアアああああ、アイツの鼻クソをこねちまったよおお!ノオオオオッ おえええええええ

 

完全に錯乱してショックで涙目。授業中なので暴れることもできず悶絶してました。それまで鼻クソをこねていた両手は腐り落ちたように穢れた気がする

なぜか私は神に祈るように両手を合わせてふるふると震えていました。あまりに力を入れ過ぎて指が甲に食い込んでる

 

鼻クソ鼻クソ鼻クソ、不潔な渡辺くんの鼻クソ、それを素手で触っちまったよ。こねこねしちゃったよ Oh yeah!

 

ありえない、まったくもってありえない、他人の鼻くそに触ってしまった……

 

鼻クソが手の甲に触れた時のヒヤリとした感覚がフラッシュバックして何度も身の毛がよだつ

そのたびに「あ゛あ゛ああッッ」と叫び出したい衝動に駆られる

 

もう本気で両手を切り落としたい気分でした

 

こんなひどい目に遭ったのに、私の魂の叫びは誰にも告げることができない

さっきも書いたけどウンコと鼻クソネタは小学生にとってタブーだからです

 

私が渡辺君の鼻クソに触れてしまったなど訴えようものなら

 

「わーぐっさんエンガッチョ、エンガッチョ」

 

とはやし立てられ一生『渡辺君の鼻クソに触れた男』という十字架を背負っていかなくてはならないのです。それだけは死んでも嫌でした

 

トラウマ

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その後、私は渡辺君を見るたびにヒヤリとした鼻クソを思い出してしまい、身悶えして発狂するのでした。無意識に「オンゲエエエ」とか「アッピッポイ」とか奇声がでちゃうくらい

彼を見なくても思い出してはのたうち回る

 

どれだけ手を洗っても汚れがとれた気がしない

 

そう、私は奴のせいで心に傷を負ってしまったのです。鼻くそ恐怖症とでも言いましょうか

 

やーきついっスわ

見つけた!解決方法

そんなある日、テレビで心の傷と向き合うアメリカ軍兵士のドキュメンタリー番組を見ていました

詳しい内容は忘れたけどベトナム戦争に従軍経験のある兵士の話だったと思う。その兵士はあえて戦争の記憶を正確に思い返すことでトラウマを克服しようとしていました

 

私もやってみることにしました

 

鼻くそについて考えてみたのです。逃げちゃダメってやつね

いったい鼻くそとは何なのか? そもそもどうやって作られたものなのか

考えてもわからないから保健室の先生に質問しに行きました

悲壮感を漂わせて教えを乞う私に先生は鼻くその出来上がるメカニズムを丁寧に教えてくれました

 

もうほとんど忘れてしまったけど、ざっくりした内容は、

『鼻水は鼻の奥にある粘膜で分泌されるということ、その役割は鼻の穴から入ってきた花粉や異物を追い出すということ。つまり鼻くそとは空気中のゴミや菌が鼻水と混じり合い乾燥して出来たものであること』

 

こういう感じの話を実際はもっと丁寧に教えてくれました。~細胞とか色んな名称が登場したけど忘れた

 

先生の解説を聞いていると鼻くそに対する嫌悪が少し和らいだ気がしました

先生がアカデミックに理屈で説明してくれたからだと思う

 

そう、俺の鼻くそも渡辺君の鼻くそも構成する成分は同じなのだ!

なにを忌み嫌う理由があろうか、俺だって普段は鼻くそをほじってるぞ! 

 

俺もアイツも同じ鼻くそ

 

人類は皆兄弟、宇宙船地球号の仲間じゃないか! バンザイ!

 

すみません、最後のは嘘です

 

例えば公衆便所に入った時、すでに先客がいて猛烈に臭いウンコ臭が漂ってきたとする。そんな時、嫌な気分になりますよね。でも、

 

ふむ、これはスカトールとインドールを私の嗅覚受容体が捉えたのだな……

この成分はオレンジやジャスミンの香水にも使われる匂い成分の一種である

 

そう考えるとあんまり嫌な気分にならないのでは

 

うん?私だけかな?

 

私はこう考える癖がついたことで東南アジアでは不衛生な屋台で犬のウンコに囲まれて飯を食うのもそれほど苦痛じゃなくなりました

 

念の為に言っておきますがスカトロマニアとかじゃ決してないですからね

どちらかと言えば綺麗好きですよ、勘違いしないでくださいね

 

まあこんな感じで私は不衛生な物に対して耐性を身につけることができるようになったのでした

 

こうした思考の持ちようは色々な場面で応用できます。例えば人間関係とか

ようは客観的に事実だけをとらえる癖をつけるということですね

おしまい

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