ズボンのことをパンツと言わないとダサいという風潮がある今日この頃、皆さんはいかがお過ごしでしょうか
ブログを書いているとズボンのことをパンツと書くことに迷いませんか?
私はおおいに悩みます
- 理由1:パンツは下着を連想する言葉だからです
- 理由2:ぶっちゃけパンツやボトムスってそれほど世間に普及してないよね
- 理由3:文章の中でパンツと書いた場合パンツが下着を表すのかズボンなのか文脈で表現しなければいけないのが不便
- まとめ
理由1:パンツは下着を連想する言葉だからです
連想というかまんまやん。ズボンをパンツと書いたらそれがズボンなのか下着なのか区別がつかないじゃんよ
「今日さ、すげえイカすパンツを買ったんだべ! めっちゃ派手なヤツ」
どっちかわかりますか? 書いてて自分でもわからなくなりました
もうさ、ズボンでいいじゃないですか。混乱するだけで誰も得しないでしょうよ
なんでパンツじゃないとダサいみたいな風潮があるの? アパレルの店員がそう言ってるから?ファッション雑誌でそう表記されてるから? でもあの人たち信念もなくコロコロ言葉を変えるよね。ボトムスとか言ってることもあるよね
ボトムスだよ、流行るわけないじゃん
すでにあるんだよ
こんな間違えやすい言葉がすでに周知されてるのに、ボトムスとか好き好んで使うわけがないよ。間違えたら恥ずかしいでしょ
ボトムスを流行らせようとした奴はアニメを全く見ない輩に違いない
一応説明させてもらうと
ボトムスとは英語で下半身を覆う衣類全般を指します。ズボンだけでなくスカートも含む。対義語がトップスです。これは上半身を覆う衣類全般を指す言葉です
ボトムズはサンライズ制作の超有名偉大なるロボットアニメです。高橋良輔というスーパー凄い監督の代表作でもある。詳しくはこちらを見てね
どうしてズボンをパンツと呼称するようになったのか調べてみました
すると
実にくだらない理由しか見つかりませんでした。っていうか理由になってない
上記の画像はヤフー知恵袋ですが、他で調べても似たような理由が多かったです
- ズボンは和製英語だからそんな言葉は存在しない
- 日本でしか通じないから
- パンツは英語なので世界共通で通じるから
え、いまだに日本人って欧米にコンプレックスを持ってるの?まだ生麦事件?
そうとしか思えません
日本国内でズボンをどう表現しようが日本の勝手でいいのでは。対外向けにパンツと言わなければ通じなのであれば使い分ければいいだけの話です
そもそも欧米は元々ズボンをパンツを言ってたわけだから日本とは事情が違いますよ。それに欧米だってパンツ以外にもトラウザーズなんて言葉もあるくらい表現は豊かです
日本は下着を昔からパンツと呼称してた。そこに無理してズボンまでパンツと表現しようとするから混乱するわけですよ
ズボンの語源
由来は諸説あり、有名なのはフランス語の『jupon(ジュポン)』から来たというものです。ちなみにジュポンは女性がスカートの内側に穿くペチコートを指します。
他には幕末の大久保さんという人が「ずぼんと足に入る」と言ったことからズボンになったとする説もある。でもこれは洒落という説もある
いずれにせよズボンにだって立派な歴史があってそう命名されたのです
たぶんここまで読まれた人は
そんなにズボンが好きなら勝手に使えや!
と思ったことでしょう
ええ、使いたいですよ。使いたいともさ
しかし何度も言いますけど、世間にはズボンと書くとダサいという風潮があるわけです
そして私は雑記ブログで儲けようと企む男。ブログで儲けるには世の流れに敏感でなければいけません。だからズボンを迂闊に使用するわけにはいかんのですよ。一応スタイリッシュでアンビバレントなブログを自認してるので
かといってパンツはこれまで説明した通り不便すぎる。それに人前で使う時に妙に緊張するんですよね
であればスキニーパンツやチノパンのように種類まで書けばいいのか? それも微妙なのです。記事の内容的にズボンの種類を書く必要性があるならいいけど、そうでないならかえって蛇足。読者に『何か意味があるのかな』と誤解させるし鬱陶しくて読みにくいだけ
やはり『ズボン』のように単純にして広く使える表現があると便利です。っていうか使いたい。しかしダサいのは嫌
そうなるとやはりパンツを使うしかない、くっ
今回はこんな感じでパンツ=ズボン問題に対する私の不満を独断と偏見を交えた理由でもって綴ってみようと思います
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理由2:ぶっちゃけパンツやボトムスってそれほど世間に普及してないよね
どこで流行ったのかさっぱりわからないユーキャンの流行語大賞
あそこまで酷くはないけど、皆さんはズボンのことを『パンツ』と日常生活で言ってますか?
私の周囲ではあまり聞かないんですよね
まあ私がおっさんだということもあるのかもしれんけど
あ、でも男性限定の話ですよ
女性は、『パンツスーツ』、『パンツルック』等のファッション用語がかなり昔から使われていましたからね
特に女性同士ではパンツ=ズボンという認識が共有されていると思う
例えば女性同士の会話で、
「今日イオンでズボンが安かったから買っちゃった」
なんて言ってる人を聞いたことない。ある程度お年を召した女性でもズボンでなくパンツと言ってます
しかし男はどうだろうか。記事の冒頭でも書いたけどズボンなんて言おうものなら『ダサい、おっさん臭い』という風潮がある
とはいえ若い人は本当にズボンを『パンツ』と言ってるんですかね。そんなに聞かないような気が……
調べてみた
私は仕事柄スポーツをしてる若者、特に男子と関わることが多いのです。彼らに聞いてみることにしました
ちょうど店で筋トレしてますからね
全員が身だしなみに気を使うバスケ部のお洒落野郎ども
高校生の癖にモンクレールのダウンとか持ってます。生意気なのでいつかあのワッペンを引っぺがして私が少年時代にゲットしたYMCAのカジキマグロワッペンにすり替えてやろうと思います
「少年たち、集合! 質問に答えよ」
「ハイッ!」
私はふんぞり返って大威張りで号令。皆に件の質問をする
すると意外な答えが聞けました
若者同士であってもパンツとズボンのどちらを使うかは相手に合わせてるらしい
相手がお洒落さんだったりアパレルの店員であればパンツと言い、そうでないならズボン
服を買う時、店員にズボンと言うのは恥ずかしいからパンツと言うけど、友達同士だとズボンを使うこともある。そっちの方が話が通じやすいから
なるほど、
結局そうなりますよね
パンツはお互いにそれが意味することを理解してないかぎり確実に誤解を生む表現です。通じない相手だと思えば使わないでしょう
ググっていたら面白いニュースサイトを発見。しらべえではズボンのことをパンツと言う人をアンケートで調べてました
参照:しらべえ
上記のグラフは男女合わせた結果です。男女別のデータだと、男性でパンツ派は18.3%、女性は44.3%
思った以上にパンツ派が少ない。しかも男性を年齢別に見ると20代のパンツ派が29.5%で最も少なく、50代が36.1%で最も多いというよくわからない調査結果でした
いずれにしても男性に18.3%しかパンツ派がいないということが全てを物語ってます
パンツは下着だけで十分ってことですよ
理由3:文章の中でパンツと書いた場合パンツが下着を表すのかズボンなのか文脈で表現しなければいけないのが不便
実際の会話だとパンツと言った場合イントネーションで区別をつけることができます。パンツの語尾を矢印に合わせて発音すれば、
パンツ↑=ズボン
パンツ↓=下着
しかしいくらイントネーションで区別しても相手がそれを知っていなければ意味がありませんけどね
パンツを文字にした時の厄介さは発音の比じゃないです
例えば私が
「今日はユニクロでパンツが安かったから買っちゃいました~」
とブログに書いた場合、読者の皆さんはそれをどう受け取るのだろうか
私がオサレ野郎だと思ってる人はパンツ=ズボンと受け取る
そうは思ってない人だと、下着だと思うんじゃないかな
このように同じ言葉でもどんな人物が言ったかで意味が変わってしまうのは凄く不便です。特に書いてる本人が自分のキャラを勘違いしてた場合は目も当てられない
ズボン≠パンツだったらまず間違いは起きません
まとめ
以上、パンツでなくズボンと呼称すべき理由を3つ語ってみました
ズボンがダサいと言われるのは濁点のせいもあるのかな? たしかに発音するとちょっと濁った感じがして野暮ったい気はする
そういえば昔母親が運動靴のことをズックと言ってた。なんだかダサいなと思ってたけどあれも濁点のせい? じゃあ、
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おわり~