一か月前からレンタルWi-Fiを使っています
『縛りなしWi-Fi』です。月の使用料は3300円(税別)
現状、通信状況は安定しています。使い勝手は良いです
しかし今日は縛りなしWi-Fiの万歳記事ではありません。また特定のサービスの紹介記事でもないです
私が縛りなしWi-Fiに決めるまでに色々な会社を調べて気づいたことや実際にレンタルWi-Fiを使ってみた感想、注意点に絞ってお伝えしてみようと思います
もしレンタルWi-Fiの契約を考えている人がいれば参考にしてください
まずは参考までに縛りなしWi-Fiを申し込んでからどんな形で端末が送られてきたのかをサクッと紹介します
縛りなしWi-Fiは簡素
申し込みのやり取りはメールのみです。サイトの目立つ場所には電話番号が載ってませんでした。よく見たらあったけどメール対応が基本みたい
申し込むと確認のメールが送られてきます。あとは端末を発送した時にお知らせメールが来ます
ちなみに申し込み後は『最短で翌日に端末を発送』とサイトには書かれているけど私の時は最短で3日後しか希望できませんでした。急ぎで端末が必要な人は要注意です
そして届いたのがこれです。画像がブレブレです、すみません
内容物は
- 紙が2枚
- 端末とUSBケーブル
2枚の紙には注意事項とネット環境の設定手順が書かれています。最近の電子機器の流行を踏襲してか詳しい操作説明書はありません。知りたきゃググれというスタイル。とはいえ端末はボタンが少なく機能が簡素なので説明書がなくても操作できますよ
心配なら端末に記載された製品番号をググれば説明書は手に入ります
ちなみに私は電源の入れ方がわからんくてネットで説明書を読みました
端末はソフトバンクの『pocket WiFi 801ZT』 。2019年4月に発売された比較的新しいモデルです
端末とUSBケーブルは透明なビニール袋に入れられて佐川のプチプチ包装でした。つまり剥き身です。電子機械なのに…
送られてきたのは以上の3点だけ
とてもシンプル。シンプル過ぎてちょっと心配になったくらい
しかし問題なくネットに繋がりましたよ。設定はいたって簡単。端末に表示されたパスワードをスマホやPCに打ち込むだけ
快適なネット生活が始めることができました
この手のレビューの定番である通信環境のスピードテスト結果のスクショはしません。ぶっちゃけあんなの場所とタイミングでがらっと変わるので参考にならないからです
何度か測ったら下りは3~40Mbpsとかなり幅がありました。混雑時でも動画は問題なく見られます
で、次からが本題です
自分なりの気づきや注意点
まず、私が縛りなしWi-Fiにした理由は
ズバリいつでも解約できる、です
これはどういうことかというと大抵のレンタルWi-Fiサービスは1年、2年といった縛りが存在します。短期間で解約した場合は契約解除料としておよそ1~2万円がかかる
縛りなしWi-Fiはそれがない。(厳密にいうと解約する時に翌月の使用料まで取られるのでこれが実質契約解除料ともいえますが、それでも一月分余計に払うだけで済むので他と契約するより安く済む)
なぜ私は解約することを前提に考えているのかというと
今年は5Gが本格的に動き出します。おそらく一年もしないうちにもっと安くて良いサービスが登場すると考えているからです
実際、私が契約した一週間後には完全無制限にも関わらず縛りなしWi-Fiよりも安いサービスが始まりました(縛りなしWi-Fiも無制限を謳っているけど通信量が一日2~3Gを超えると低速モードに制限されます)。今後はこういったサービスがもっと増えて競争が激しくなるでしょう。ユーザーにとっては歓迎すべき状況です
あと一つ、いつでも解約できることにこだわった理由があります
レンタルWi-Fiの通信環境は実際に使ってみるまでわからない
現在レンタルWi-Fiの主流はUQWimax社が運営する『Wimax』、Y!mobile社の『pocket WiFi』、そしてクラウドsimを利用したサービスです
様々な会社がレンタルWi-Fiサービスを提供していますがこれらのインフラを借りているに過ぎません
レンタルWi-Fiを選ぶ時は自分の行動範囲がカバーされているかを各社の公式サイトで確認して決める必要があります
しかしネットで利用者の声を調べたり実際に使ってる人の話を聞いてみると、カバーされていても通信状況がまちまちなことがわかります
安定して速いと言われるWimaxが全然ダメという人もいる
そんなわけで実際に使ってみないとわからないよなという結論にいたったのでした
そうであればダメだった場合はすぐ解約できないと困ります。それで解約手数料のない縛りなしWi-Fiにしたのです
追記、縛りはあってもお試し期間を長く設定してる会社もありますよ。そういった会社のサービスを利用するのも手です
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レンタルした端末が壊れたら……?
レンタルWi-Fiサービスから送られてくる端末はレンタルです。ある程度長期で契約していると買い取れる会社もあるのですがずっとレンタル契約にしてる会社が多い。縛り無しWi-Fiもそうです
契約が終われば端末は返却しないといけません。壊したり紛失したら弁償です。高いです。数万円を請求されます。ちなみに縛りなしWi-Fiは39800円(税別)です。いや、高過ぎでしょ
そのため各社は利用料に上乗せする形で『安心サポート』等のサービスを提供しています。保険みたいなものですね
どこの会社も補償内容は似てます
端末を水没、紛失、故障させたら弁償だよ。それがたった500円上乗せするだけで弁償が10000円で済むんだよ
と、やたら強調して加入を促してます。ここまでくると脅しですね。しかも全額保証じゃないのか…
しかし気になります。どこの会社も補償内容、カバーする範囲について大きく取り上げていますがその癖、故障についての詳細が載ってないのです
これだと故障した場合は問答無用で弁償とも受け取れます
何が言いたいのかというと
ユーザーに貸し出される端末は使いまわしの中古なんですよ。私が借りたのもそうです。最初から使用感がありました
それなのに故障したら弁償ってひどくない?
電子機器だから落としたり水没させなくても壊れることはあるでしょう。前の使用者が乱暴に扱っていたことが起因してるかもしれない
最初の方でも説明したけどめちゃ雑な包装で送ってきたし。それほどお高いならもっとマシな郵送方法があっただろうに……
しかし各社はそのあたりに配慮した説明をしてないです。注意事項には故障したら弁償と書いてるだけ。これじゃみんな不安で安心サポートに入るしかないですよ
なので私は縛りなしWi-Fiに問い合わせました。『使用者に過失がなくても壊れたら弁償なの?』って
そしたら『利用者に過失があった場合は弁償を求める』だって
なんだ安心したよ
一応公式サイトのよくある質問集にそう書いてあるらしい。本当だ、よく見たら書いてある。うっかり、うっかり
とはいえ会社側はみんなが疑問に思っていると把握してるならば注意事項にちゃんと表記しておくべきだと思いました
書かれてないからみんな質問するわけで、厳しい言い方とすると安心サポートに入らせるためにユーザーに意図的に誤解させてるように受け取れます
ということなのでレンタルWi-Fiの契約を考えている人は端末が故障した時にどこまで責任が生じるのかきちんと確認しておいた方がいいです。利用者に過失がなくても弁償、なんてひどい会社があるかもしれないので念のため
一日2GBの上限について
レンタルWi-Fiは無制限を謳いつつ上限を超えると低速に変わる制限が設けられたプランとクラウドSimを使った完全無制限のプランがあります
制限有のプランは1日2~3GB。あるいは3日で10GBの上限が一般的
私の契約した縛り無しWi-Fiは一日2GBが上限です
私の場合は自宅に光回線を引いてます。Wi-Fiはあくまで出先用、なので自分の用途ではこれで十分
もし契約を考えてる人で自分がどのプランで契約すればいいかわからないなら目安を調べることができます
『1GBで何ができる』とググると、『サイトが3000ページ読める』とか『ユーチューブの中程度の画質なら2時間』などがわかるのです
ところがこの数字はあんまりアテにならんです
自分の感覚としてはかなり下駄を履いてるように感じます。嘘じゃないでしょうけど自動車のカタログスペック並みに実際と差がある
それにこの手の情報を公開してるサイトはだいたい上限有りのレンタルWi-Fiサービスを提供している会社だったりするので間に受け過ぎない方がいいでしょう
もし独身でレンタルWi-Fiで一本化してネット生活を送るつもりなら、動画をたくさん見るなら、完全無制限の方がいいと思います(ただし現状のクラウドSimは物理Simに比べて通信品質に難ありだと思われます)
ソフトのアップデートにも通信量はかかりますしね
動画は思った以上に通信量を食います。私がPCで有料動画配信サイトの映画を見た時は2時間足らずで2GBを超えそうになりました。もちろんスマホでアプリを通して観るのかPCで観るのかによっても違うと思う。いずれにせよ動画はかなり多くの通信量を必要とする覚悟をしておいた方がいいです
自分の通信量を低く見積もるとあとで後悔しても契約解除料は高額です。そうならないためにも下調べはしっかり行いましょう。お試し期間の長いサービスを利用するのも手です
以上がレンタルWi-Fiを利用した感想でした
おわり~