ダメラボ

ダメなおっさんが色々と妄想していますよ

モテない男の泣けるほど役に立たない恋愛講座①

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 私はまったくモテません

 

 モテない私の一端は▼を読んでもらえばわかります

www.imbroke-s.com

 

で、モテるにはどうすればいいのかたまに考えるんですけど、ちっともわかりません

でもね、今よりマシになる方法ならわかります

 

私はまったくモテません(二回目)

 

ここまでモテないということは、私が今まで異性に対してとった行動は完璧に間違っていたことを意味します

外見の話は脇に置かせてください、そこを突っ込まれると生きていけないので……

 

つまり私の行動を真似しなければ多少はモテる男になれる、はず

 

少なくとも女っ気ゼロは回避できる。

そう、確実に私よりはモテる男になれる!

 

……

 

というわけでいくつか紹介します、反面教師にしてください

 

ちなみに反面教師は毛沢東が発案した言葉らしいですよ

 

自信を持って言えます。私は比類なきレベルでモテません。私の真似はすべて地雷となります。完全無欠にダークサイドへ堕ちます。絶対に避けてください

 

助言も一切期待しないでくださいね。っていうかこっちが教えて欲しい

 

今まで彼女が絶えることがなかった人にはスネ毛ほどの価値もない駄文です

 それでは始めさせていただきます

 

異性と会う前に自家発電を済ませておく

 

はい、フォルト。いやダブルフォルトですよこれは

 

この手法を推奨していたのは『メリーに首ったけ』というコメディ映画です

 

 

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主人公のテッドが意中の女性であるメリーとデートする前に友人からこう言われます

 

「……お前、まさか彼女と会う前にリボルバーを満タンにして行くつもりか!?」

 

当時の私はこのセリフを聞いてなぜか納得してしまいました

 

オナ……じゃない自家発電を済ませておけば女性と会った時にガツガツせずに済むというわけです。空回りして醜態をさらすこともない、邪な気持ちは失せ、心は仙人のように澄み切っている

 

つまりクールでいられると

 

「やだ、山口さんってなんかクール きゅん」

きっと女子にモテるはず

「……なんか今日の山口いつもと違う……」

きっと意中の女性もめろめろ

 

私は小躍りしました、デート前の自家発電にはとんでもないメリットがあるぞ、と

 

さっそく実行することにします

その結果、現在の私がいるわけですね

 

デート前の自家発電? こんなのメリットになるわけがない

 これをメリットだと思っていた私はただの見栄っ張りだったんですよ

 

「ふ……別に俺、女に興味ないし……」

 

信じられますか、私はこんなオーラを三十過ぎても出していました。幼稚を通り越して狂人レベルの愚かさです

 

「はじめましてえ! 私加奈子っていいいますう」

「ふっ……山口です」

「うわあ山口さんって身長高―い」

「……どうも……」

 

こんな有様だから女子と会った時は常に賢者です、そりゃそうですよ既に性欲は発散してますから。相手からしたら自分に興味を持っているとは思わないでしょうね

 

昔デートをしていた時の一幕です。

 

「ねえねえ山口さん、このガランティーヌ美味しいね」

「ふ……僕はガチャポン戦記の方が好きかな」

 

馬鹿かと

 

私には人の話をしっかり聞かないという欠点があります。そのくせ聞かれてもいないのに自分の事をぶっこむという欠点も

 

女性からしてみればこんなにキモイ男はいないでしょう。無駄に達観した顔で知性の欠片もない頓珍漢なことを言うのですから

 

「わあ、この女山大根の風呂吹き美味しい!」

「ふ、恵美さん知ってるかな、 その赤い部分はアントシアニンといって活性酸素を除去する作用が認められているんだ。これは老化を――」

「へ、へえ、山口君って物知りなんだね……もしかしてデート前に調べたの?」

「べ、別に……いつもことだよ……」

 

なんだよいつものことって

そこは「デートが楽しみで沢山調べたんだ」くらい言えばいいんですよ

 

付き合いたいからデートしてるのに、わざわざ女性に興味ないアピールなんていらんし、大馬鹿モンです

 

ママ! ママ! 助けて! 僕の中のモンスターが!!

 

矛盾した心の闇にいつも振り回されてました。

 

デート後は決まって枕を濡らす日々。

 

嘘ですど、泣けるほど反省できるならまだマシです。

 

それができてないから今がある

 

思い出すと吐き気がしてきましたよ、自刃する前のこの話は終わりましょう

 

次にいきます

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相手に質問ばっかりする

 

私は幾度も失敗を重ね、欠点を克服しようと決心しました

 

女性に対して真摯に向き合っているアピールをするために、相手の話をキチンと聞くことにしたのです。

 

「この前ね、鳥栖のアウトレットモールに行ったの~」

「へえ、いつ行ったの?」

「えっとお、先週の日曜日」

「そうなんだ、誰と行ったの?」

「友達のまさピーとだよ」

「ふうん、高速を使ったの? それとも国道?」

「お金がもったいないから高速~」

「何を買ったの? 行った目的は? 客層はどんな人が多いの?」

「……」

 

のちに私のあだ名は尋問官になりました

口さがない友人は私のことをレクター博士と呼びます

 

モテない人間あるあるだと思うんですけど、モテない人って表情の変化に乏しいんですよね。別に怒ってるわけじゃないんです。ただプライドが邪魔して感情を素直に出せないといか……

 

想像してみてください、真顔の人間が女子を質問攻めにしてる光景を

ただの危ない奴ですよ

女子が怯えるのは当然です。

 

しかも本人に悪気がないからタチが悪い。

 

でもね、相手の話に相槌を打つだけじゃ「真面目に話を聞いてるの!」って怒られそうで怖い、だから質問することで真剣さをアピールしちゃうんですよね

 

頑張るのはそこじゃない

 

というのは歳をとってから気づきましたけど

 

でもこの癖、いまだに治りません。今でもたまにやっちゃいます

 初対面の人と会った時に、話を無理に広げようとして相手を困らせちゃうんですよね

 

悪気はないんです、あなたとお友達になりたいんですよ私は

 

はあ……では今回の話をまとめます

まとめ
  • デート前に自家発電をしない  
  • 取り調べみたいに相手を追及しない

 

以上です

 

ね、役に立たないでしょ