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ロスジェネのダメなおっさんが色々と妄想していますよ

飴食い競争のコツはライバルを騙す?:運動会必勝法

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季節は秋です。ちょっと遅いけど

秋といえば実り豊かな季節、そして運動会

 

先日初めてシャインマスカットを食べました。巷で話題の種無しマスカットです

 

色んなブロガーさんが『買ったよー、めちゃ美味しい!』などと素敵な食レポ記事を投稿していたので存在だけは知ってました。だがいかんせん高過ぎる

 

一房1500~2000円なんて気軽に買えません

 

ところが先日遠出した時にド田舎の直売所的な店で噂のマスカットを発見。一房600円でした。シーズンを過ぎたので安かったみたい

 

見た目はスーパーで売ってるお高いヤツに比べるとちょっと小粒。しかし口に入れるとプツっと適度な歯応えがあり、とても甘い。種はなく皮を剥かなくていいのでバクバク食べられました

 

美味なり、シャインなマスカット

 

大変気に入りました。世間で大人気なのも頷けます。

 

店主のばあちゃんの話によると、全国の葡萄農家がこぞってシャインマスカットの生産を行ってるそうです。単価が高いし生産量が増えてもあまり値崩れしないらしい

 

値段が高くても食べたがる人がいるでしょうね

葡萄を好まない人は味というより食べる時の煩わしさを嫌う人が多いです。シャインマスカットはその点をクリアしてさらに美味しいときた。今後も人気は高まるはず

 

個人的な感想を言わせてもらうと、風味は巨峰のほうが好きかな。味はどっちも好きだけど

 

ブロガーにあるまじき失態ですが、写真をとり忘れてました。直売所の場所は九州とだけ伝えておきます。

……

それじゃあんまりですね、長崎と佐賀と大分と沖縄以外のどこかです

 

前置きが長くなりました、今回は飴食い競争について書きます

 

飴食い競争とは

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この季節になると私の店がある地区では大人も参加する運動会が開催されます

私のような零細自営業者は地元の繋がりが大事なので毎年参加しています

参加種目はまだはっきりしていないけど、リレーと飴食い競争は確定

 

飴食い競争はどんな競技か? 知ってる人は多いと思いますが一応説明します

 

飴食い競争とは運動会の定番競技の一つです

簡単に流れを説明すると、

①一斉にスタートした競技者は、机の上に準備されたトレイまで走ってたどり着く。トレイの中は一見すると小麦粉や片栗粉が入っているだけに見えるけど飴玉が隠されている

 

②トレイに顔を突っ込んで隠された飴玉を探し出す。手は使えないルールです

 

③飴を見つけたら口に入れてゴールまで走り抜ける

一連の過程を早くこなした者が勝者です

 

多少は徒競走的な要素がありますけど、脚力よりも飴を探し当てる器用さがものをいう競技ですね

競技者は顔が粉だらけになるので観ている者にユーモアを感じさせ大変盛り上がります

 

私が子供の頃は定番競技でした

 

しかし昨今は小麦粉アレルギーだとか衛生面を危惧する保護者の声が大きくなり、学校によっては実施しないところが増えているそうです

 

ネットで調べてみたら飴食い競争を知らない若者がけっこういました

 

アレルギーはともかく衛生面はこだわるとキリがないと思うけどなあ

そういえば最近のパン食い競争は袋入りのパンで実施してますね。いつのまにかそうなってました。昔は剥き出しのアンパンだったけどな

まあ時代なんでしょうね

飴食い競争のコツ

 コツっていうほどたいしたものはないですが書きますね

 

  • 飴玉を探す時は粉を吸うと苦しいので呼吸を止めること
  • 顔をジグザグに動かして飴を探す。顔面全体で探る方法もあるけど鼻が高いとやりにくい
  • 多少は粉が口に入るのを許容して粉ごと飴玉にかぶりつく。お上品に飴だけ咥えようとしたら遅れをとっちゃうよ

 

以上が飴食い競争における定番テクニックです

一応ネットで確認してみた

抜かりのない私は他にもコツがないかググってみました。すると『教えてgoo』という質問サイトを発見

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という質問に対して、

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というズルいアドバイスが書き込まれてました

 

『ゲットしたふりをして走り去る』、ズルい、ズルすぎます

 

確かに飴食い競争ではゴールした後に口内の飴を確認されることはないです。イカサマは可能です

 

もちろん私はそんな姑息な真似をしたことありません

 

しかしこのアドバイスを見て、私は幼少期の苦い記憶を思い出してしまいました

  幼稚園の運動会

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私はいつも酔っ払ったようにテンションの高い子供でした

幼稚園なんて毎日がカーニバルみたいなもの。そこへきて運動会。両親や爺ちゃん婆ちゃんまで見に来てる

 

テンション爆上げ

 

幼稚園のグラウンドでお友達とキーキー騒いでいました

あの年頃って先生の話なんてちっとも聞いてません。よくわからないままに先生に追い立てられるようにして色んな競技をこなしていきます

 

で、始まりました、飴食い競争が

 

私は何番目か忘れたけど自分の出番を並んで待ってました

先生の話をまるで聞いてなかった私はとっても困ってました

 

やばい、俺、今から何をすればいいんだろう(汗)

 

そう、私は自分の参加する競技の名前もルールもわかりませんでした

 

徒競走や綱引きみたいなシンプルな種目ならばわかります。でも……

 

周囲を見回し、先生の姿を探したけどタイミング悪く見当たらない

だったら周りのお友達に聞けばいいのだけどなぜかそれをしませんでした。たぶんプライドだと思う

でも私は誰にも負けたくない、目指すはトップのみ

 

既に競技は始まっています。私は級友たちの様子を見て何をすべきか考えました

 

一斉に走る→机に置かれたトレイに顔を突っ込む→顔を真っ白にして口をもぐもぐさせてる→ゴールまで走る

 

見た感じそれほど難しい競技ではなさそう。問題はトレイに顔を突っ込んで何をしているか? 

ふん、そんなこと考えるまでもない

 

あの白い粉を食べてるに決まってる。他に口をモグモグさせる理由があるかってんだ

 

おそらくあの白い粉は砂糖、私は甘いものが嫌いじゃない、というか大好き

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自分の番がスタートしました

5人が一斉に走り出す

私は一番最初にトレイにたどり着きました

トレイは各自に用意されています。金属製のアルミトレイだったと思う

私はトレイに勢い良く顔を突っ込み、白い粉を貪り食べました

 

ぐえ、なんだこりゃ

 

ゲロマズですよ。っていうか全く味がしない。なんなんコレ、絶対に砂糖じゃない

しかしライバルたちに後れをとるわけにはいきません。私は無理やり飲み込む

 

喉に引っかかって飲み込むのが苦しい。口内の水分を全て持っていかれます

 

えっ? えっ? 嘘でしょ、これマジで辛いんだけど、他の奴ら本当にコレを食べたの? っていうかどれだけ食べればいいんだろう? 一口? いやいやそれだったら他の奴らはさっさと済ませて走り出してるはず。みんなトレイにけっこうな時間顔をくっつけてるぞ、ということは……

 

まさか全部食うの? この不味い粉、相当な量があるよ。園児っていうか大人でも無理では……

 

私は呆然とトレイを見る。信じられない、けどそうとしか考えられませんでした

 

私はオゲオゲとえづきながら懸命に飲み込む。せめて水が欲しい

辛いけどどうしても一番になりたかった。誰にも負けるわけにはいかぬ

 

「よし」

 

隣から気合の入った声が聞こえました。見るとヒロシ君がトレイから顔を上げてます。顔は粉まみれで真っ白。口をモゴモゴしてる

 

ヒロシ君は私の方をチラっと見て走り出しました

私は激おこで呼び止めます

 

「おい、ヒロシ君! なにズルしてんだ、白い粉がまだたくさん残ってるじゃんかよ」

「え……?」

 

ヒロシ君、めちゃ困惑してる。私の顔とトレイを交互に見る

 

「白い……粉……?」

「そうだよ、それ全部食べないといけないんだぞ」

 

私は「はん、そんなことも知らんのか」とばかりに粉が半分に減ったトレイを自信満々で見せてやりました。ついでに口いっぱいに頬張った粉も

 

「え……え?……」

 

恐らくヒロシ君はこの競技の趣旨を正しく理解してたはず

 

しかし私があまりに当たり前に粉を食べながら言ってくるので心が揺らいでしまった。運動会というちょっと非日常的な空気が彼の判断を狂わせたんだと思う

 

「……」

ヒロシ君は再びトレイに戻る。顔を突っ込むとお粉を口に含みました。そして驚いた顔で私を見ます

 

え、嘘でしょ、コレ食べるの? 全部? 絶対イヤだよ

 

その表情は絶望に染まってる

私は「俺だってイヤだけどそういう競技だから仕方ないだろ」って感じでやれやれと首を振る

 

そうこうしてるとヒロシ君とは反対側の隣にいたライバルがやっぱり粉を残して立ち去ろうとしてたので私は恫喝して元の位置に戻らせました

ヒロシ君の向こうにいたライバルは私が引き留めようとする前に今度はヒロシ君が怒鳴って戻してました

 

恐らく私以外のプレイヤーは『何かおかしい』と釈然としないまま白い粉を食していたと思う

賑やかな声援の中、我々5人の幼児はクソ不味いお粉(恐らく片栗粉)を貪り食うという狂宴を黙々とこなします

 

ゲブっとかゴホゴホとか苦悶の音が聞こえる。鼻水をすする音も聞こえる。たぶん泣いてる子もいたと思う

 

そして、

 

「っしゃ!」

 

とうとう完食。もちろん私が一番です。他の子どもたちが飴を探している間も粉を食べていたので当然の結果といえます

 

おええ、ゲボッッ!? 

 

気を抜くと吐きそう。口から食道にかけてトイレットペーパーを飲み込んだように喉がおかしい

 

私はゴールまで爆走しました

ふははは、余裕のナンバーワンをゲットしたのでした

 

他の連中はタイムオーバーで失格でした。不審に思った先生たちが事情を調べると、たちまち園児どもが泣いて訴えたので私のズルが発覚

 

先生が両親にチクったので私は死ぬほど怒られました

 

「片栗粉なんて食ってどうすんだ!お友達を脅して食べさせちゃだめだろ」

「そ、そんな」

「なにが『そんな』だバカ!」

 

まさに青天の霹靂

 

その時、ようやく飴食い競争の趣旨が理解できたのでした

 

あー粉じゃなくて飴を食べるんだ、そういえばそんな物体があったかも

 

よく考えれば当たり前だよね。あの粉を食べさせるとか正気の沙汰じゃないもん

まとめ

 運動会で勝利を掴みたかったら騙すのも一つの手です

意外とああいう状況ではコロッと騙されてくれますよ

おしまい

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