さっき知りました
カラテカの入江が吉本興業を解雇されたらしい。ネットニュースによると振り込め詐欺グループの忘年会に参加していたとか
既に『カラテカの入江慎也さん』とさん付けで報道してるのがなんとも
もうお前タレントじゃねえから
って空気がビンビンです
さらに宮迫博之や田村亮ら複数の芸人がその忘年会に参加してた? って感じの不確かな報道もされてます
これに関しては『宮迫が参加したのは違う忘年会だった』とか『いやいや詐欺グループから報酬に100万円を受け取って参加した』とか色々な報道がされてるので真相はまだはっきりしてない
問題の忘年会は2014年の話
どうして今ごろ報道されたんでしょうかね。っていうかアメトークはどうなるんだろう
吉本芸人の黒い交際といえば島田紳助の件がありましたね。調べてみてちょっと驚きました
2011年の話なのか。もう8年も経ってる。……つい最近のことだと思ってたのに
最近はタレントが逮捕されるたびに自分がすごく年をとった気分になってしまいます
小峰麗奈が逮捕された時は大麻云々よりも彼女の年齢に驚きました
嘘、もう38歳だったの!?
自分の中では小峰麗奈といえば週刊プレイボーイを飾るグラビアアイドルのまま。当時の彼女はまだ18歳くらいだったはず。私はまだ大学生
コカイン中毒のピエール瀧なんて電気グルーヴのイメージしかありません
スカして俳優なんてやってたとは思いもしなかったよ。たまに邦画を見ると似た人がいるなと思ってたけどまさか本人だったとは……
覚醒剤をキメまくって現在はAV女優になってますけど小向美奈子も同様です
彼女、もう34歳ですよ……
知ってますか? 今じゃ想像つかないかもしれませんけど結構良いポジションにいたアイドルだったんですよ
プレイボーイのグラビアから出世してゴールデンタイムに浜ちゃんと2人で番組をやってました
あの頃ってたぶんまだ16歳くらいだったんじゃないかな。可愛らしい笑顔ではしゃぐ姿は今でもはっきり覚えてます
元気溌剌な美少女って感じでしたね。いつもショートパンツを履いてるイメージです
それが今じゃ得体のしれない妖怪っぽいオーラを発散させまくってるし。とても34には見えんです
女郎蜘蛛って感じになっちゃった
はあ、思えば遠くへ来たもんだ
すみません、ただ言ってみました。自分でも何を言ってるのか意味がわかりません
でもたまに、武田鉄也がハンガー振り回して、ポートピア連続殺人事件で地下から脱出できなくてにうんざりしてた頃に戻りたい、と思ってしまいます
ストリートファイターの初代がゲーセンにあったのも同じ頃ですよね。あのでかい筺体に馬鹿でかいボタン
あっ、思い出した。ちょっと……っていうか思いっきり自慢しても良いですか? いえ自慢します
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実は私、小学生にして波動拳を出せたんですよ
はあ、波動拳くらい簡単だし、馬鹿じゃないの
おだまり愚か者
よくわからない人のために画像を貼ります
このマシンは初代ストリートファイター専用の筺体です。私が知ってるのと微妙に違うけどまあこんな感じです
ボタンを見てください。となりの操作スティックと比較すればわかると思いますが、とんでもない大きさをしてます
子供がおふざけで作ったようなボタンサイズ。このボタンはパンチとキックボタンです
当然ですが指じゃ押せません。どうやるのかというと拳で叩くか掌底で上から押しこみます
ボタン内部には圧力感知センサーが内臓してあるので、強パンチや弱パンチといった威力の調整はボタンの押し具合でコントロールします
これが慣れるまでは非常に難しい
今のようにボタンが六個並んで弱中強ってやつじゃないんですね
でですね。これで波動拳を出すのが超難しいんですよ。コマンドは今と同じです。でも判定が凄くシビアでパンピーじゃ滅多に出せない。
偶然発動することはあっても意図的に操るのは至難の技
そのかわりとんでもない威力です。波動拳なら3発、昇竜拳なら2発も当てれば相手はノックアウト
当時私が出入りしていたゲーセンはいわゆるアウトレイジな方々が経営するお店でした
店内を見回るスタッフは指が無かったり襟元から刺青が丸見え
ちょっとやんちゃな客がイラついてゲーム機を殴ろうものなら、スタッフが飛んできてサガットばりの膝蹴りをお見舞いする無法っぷり
それを見ても客は誰も動揺しないという凄いお店です
このお店にはストリートファイターの専用筺体が設置されていました
そしてお店独特のルールが存在してました
それは
強攻撃禁止
なぜかと言うと、強攻撃を使うにはボタンを強く殴らなくてはなりません
それを繰り返すとボタンカバーが破けちゃうんですよね。だからボタンがすぐに破損してガムテープで補修されているものが当時は多かった。
このお店では『強攻撃禁止』と張り紙をするだけでなく見張りまで立てる念の入れようです
想像してみてください
後ろから血に飢えたヤクザに睨まれながらプレイするストリートファイター
普通だったら誰も遊びませんよ。だってボタンの押し方を間違えたらリアルファイトが始まる訳ですから
しかも強攻撃ができないって相当なハンデです
ところが私を含めた頭のおかしいゲーマーたちは恐れを知りませんでした
いえ正直言えば怖かったんですけど、この店、普通は100円なのに50円で遊べたんですよね
多少粗暴な店でも多くの少年はここで遊ぶことを選びます。順番待ちができるほどでしたから
だから割り切ることにしました
ハンデがあるなら必殺技を会得するればいい、と
必殺技さえ完全に操れるようになれば、強攻撃が使えないなんて瑣末なこと。それほど波動拳や昇竜拳は破格の威力だったのです
今思えばゲームバランスがおかしかったと思う
ちなみに初代はリュウかケンしか選べません
とはいえ50円だって貴重です。ゲーマーならば誰しも長く遊びたいと考えます。七人倒せば最後のボスはムエタイ使いのサガット。
私たちゲームジャンキ―は強攻撃禁止というハンデを背負ったまま慎重にボタンを押していく
できるだけ相手と距離をとって下、右下、右のスティック捌きとパンチボタンを押して離すを繰り返し、神経を研ぎ澄ませる。これが波動拳のコマンドです
大事なのはボタンを離すタイミング
何度失敗してもとにかく距離をとって同じことを繰り返す
敵の攻撃を食らうとついムキになってボタンを強く押しそうになってしまう。しかし
後ろから
「おい、わかってんだろうな」
ってパンチの効いた頭のお兄さんがプレッシャーを浴びせてくる
まさに修行。子供にとって大人ってだけでも怖いのにヤクザですよ
プレッシャーを背負い、我々はそれでもゲームに勝ち、波動拳を会得しなければならぬ
まさに無我の境地に至る集中力が必要でした
冗談じゃなくて本当に考えるより感じることが重要でした
一度台風が直撃して屋根が飛んだことがあったんですけど、みんな逃げてもストリートファイターの周りだけ誰も逃げませんでした
今考えるとみんなバカだなと思いますけど
そんな環境だからメキメキ腕を上げましたよ。波動拳だけじゃなく昇竜拳も使えるようになりました
そこまでして腕を磨いたのに、それから数年後にストリートファイター2が出た時は衝撃でした
波動拳も昇竜拳も滅茶苦茶簡単になってました。判定が激甘
でもボタンが小さくなったのは正解です
あのボタンは誰も幸せになりませんから
おわり