ダメラボ

ロスジェネのダメなおっさんが色々と妄想していますよ

【無駄が嫌いな若い人々】ホリエモンの影響力って凄いね。と思った一日

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今日は大家のおばあさんが客として来ました

70歳を超えているので軽いトレーニングをするだけ。基本お喋りがメインです

 

世間話の中で東京の大学に通う孫の話になりました。孫は大学3年生。学生をしながら起業したらしい

 

「へえ、凄いじゃないですか起業するなんて」

 

「そうかい? まあねえ、誰に似たのか知らないけど、ちゃんと勉強もしてるのかしらねえ」

 

「それでお孫さんは何を始めたんですか?」

 

「それがねえ、聞いたんだけどパソコン?の話でチンプンカンプンでよくわからなかったの」

 

「なんだろうネットビジネスかな? まあ何にせよ凄いっス」

 

褒められ満更でもない様子

私はいつものごとくヨイショしまくる

 

「お孫さんは大家さんに似たんですね。大家さんも手広く事業をやってるでしょ。お孫さんにも商才があるんですよ、きっと」

ちなみに大家さんは大地主です。ビルとかアパートとか沢山持ってます

 

「凄いなあ、学生しながら起業家なんて並みの人間にはできないですよ」

金持ちには尻尾振りまくるのが私のジャスティス。おべっか吐きまくりです

 

ちなみにこの孫は親からの仕送りで暮らしています。しかし交遊費やスマホの通信費(ゲーム課金含む)は全て大家さんに甘えて払わせています

大家さんはその事で毎回私に愚痴っていますが、それでも可愛くて仕方がないのでしょう、文句を言いながらもお金を渡しているようです。たしか十五万円とか言ってたな

 

「良かったですねえ。商才あるお孫さんが立派になれば、〇〇家も安泰じゃないないですか」

呼吸をするようにデタラメを吐く私

 

大家さんは嬉しそうにしていましたが、ふと困り顔に

「商才ねえ、でも今の若い人の感覚は私にはわからないねえ……」

 

そう言ってちょっと顔を顰める大家さん。なんだか話を聞いて欲しそうです。私は傾聴モードになりました

 

優秀なビジネスマンは馬鹿とは付き合わないらしい

先日の連休に 大家さんは帰省した孫と会ったそうです

 

小遣いをせびりに来た孫は、始めたばかりのビジネスについて喜々として大家さんに語りました

 

仕事内容はネットを介して何かサービスを売ってるようですが、いまいちはっきりしません

 

孫の話は止まりません

 

仕事を通して色んな人と知り合ったこと、みんな頭が良くてお金を稼いでいて、彼らの語るビジネス論に刺激を受けたこと。知り合った人の中には自分と同じ学生起業家もいたそうです

 

仕事の出来る人たちと話したことで、 彼は今まで自分がいかに時間を無駄にしていたかを悟ったらしい

 

「あの子ね、こんな事を言うのよ『馬鹿な奴と付き合っても時間の無駄だから今後は付き合わないことにした』って」

 

なんだか聞いたことのあるフレーズだなあ。ああ、ホリエモンの本にそんなのがあったっけ

 

バカとつき合うな

バカとつき合うな

 

 

「私ね言ったの、『まだ若いんだから選り好みしないで色んな人とお話しなさい』って。せっかく東京にいるんだから。そうでしょ? そう思わない?」

 

「そうですねえ……ちなみにお孫さんが言う『馬鹿な奴』ってどんな人のことですか?」

 

「自分の仕事にケチつける人のことらしいわ。それに同級生も幼稚で話が面白くないから付き合いを減らすとか言ってた」

 

「そうですか……」

 

「おまけにあの子、『電話連絡を今後は誰ともしない。電話は俺の大事な時間を奪うから全部メールにしてもらう。ばあちゃんもそうしてくれ』って訳のわからないことを言うのよ」

 

それ思いっきり多動力じゃん

 

多動力 (NewsPicks Book) (幻冬舎文庫)

多動力 (NewsPicks Book) (幻冬舎文庫)

 

 

この本の一節に

電話をかけてくる奴とは仕事をするな

電話というのは、一方的に人の時間を奪うものだ。そういう前時代のツールを使い続けているような人とは、付き合わないほうがいい

 

過激な言いようですが、要するに時間の無駄を極力省きましょうってことですね

 

大家さんのお話は結局いつもの愚痴でした

彼女の話を真に受けて

 

アンタの孫はとんでもないボンクラだな

 

なんてアドバイスをすれば大変なことになるのはすでに学習済みです

だから私の仕事はうんうん頷くだけ

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その日の夜、今度は友人が店にやって来ました

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友人といっても歳は私より一回り上の53歳。地元企業の管理職をやってます

 

「やあ、参ったよ……」

疲れ切った顔でそう言うとソファーにドカッと座ってふうと溜息

 

「どうかしたんですか?」

「まあね……」

それからトツトツと話し始めました

 

最近中途で入った若い部下にOJTを行っているらしい

 

「教えることにいちいち反論するから仕事が進まないのよ」

 

紙の資料を渡したら「どうしてPDF化しないのか。嵩張るだけなのに。それにエコじゃない」

 

週一の定期ミーティングを「報告だけだったらスカイプでできるから時間の無駄」

 

友人が

「今までこうやってきたからとりあえず我慢してくれ」

と言うと

「慣習だから従えというのは納得できない。正しくないことを何故我慢しなければいけないのか」

 

その部下は慣習や常識を親の仇のようにムキになって否定するそうです

 

時間の無駄』『我慢をするな』『常識を打ち破れ

 

ホリエモンの定番フレーズです

 

聞いたら案の定ファンだったらしい。本は全部持ってるとか

 

「言ってることが間違いじゃないからさ、こっちとしても強くは言えないんだよね」

 

「仕事はちゃんと出来るんですか?」

 

「うーん。営業は無理だね。相手の要望を聞かずに正論を言っちゃうから。思考が自分中心なんだよ。この間なんてさ俺が電話したら『忙しいから大事な用事以外はメールで連絡にしてくれないか』だぜ、流石に怒ったよ。『こっちは大事な用件だから電話してるんだ!』って」

 

「その人は営業で雇ってるんですよね?」

 

「だから困っててさあ……」 

 

すげえなホリエモン。蔓延してるじゃん。20世紀少年のトモダチみたいになってるよ

 

うんうん唸る友人がいと憐れ

 

私も『多動力』とか『バカと付き合うな』他数冊は読みました

この手の本が好きなお客さんと話を合わせるためです

 

 読み物としては面白いですよ。私が読んだのは主にライフハック本ですね

仕事に対してどう向き合うかとか、効率的に仕事をこなすマインドの作り方とか

そういったことをホリエモンがシンプルかつ乱暴な理論で語ってます

 

へえ、こんな考え方もあるんだって参考になりました

 

彼の主張はどの本でもだいたい同じです

  •  信用を数値化したのがお金
  •  空気とか慣習にとらわれるな、ぶっ壊せ
  •  常にチャレンジ
  •  自分を邪魔する奴は相手にするな

 

こういったことが切り口を変えて何冊も本になってる

読後感はよくあるビジネス書と同じかな(小並)

 

しかし従来のビジネス書よりも過激でシンプルな持論は人間関係や会社に生きづらさを感じている人に響くと思います

そういう意味では聖書を簡素な解釈で布教させる宗教指導者と似てますね

 

以上の感想からもわかる通り私はビジネス書というものをまったく信用してません

本の内容を信用してないわけじゃなく、この手の本にはまった人を懐疑的に見てます

 

だって仕事ができない奴が多いんだもん、四の五の言わずにとっとと結果を出せや

 

といつも思ってます。

自分が仕事出来ないのを環境のせいにして、ビジネス本を都合が良いように解釈してる人が多すぎます

 

とりあえず動こうよ

 

リーマン時代にもビジネス書にはまって色々言ってる人がいましたね。暇かよ

 

その人は上司に誘われる飲み会がいかに無駄で意味がないかを熱弁してました

 

行きたくないなら嘘ついて断ればいいじゃんと思ってましたけど、実際自分はそうしてたので

彼はいちいちそれを口に出すんですよ。それで上司に嫌われてました

元々仕事は速いばっかりで質が悪かったので最終的には畑違いの部署に飛ばされましたけど

 

特に同情はしませんでした

 

上司は好意で誘ってたわけだからそれを真正面から否定すればそうなるでしょ

わざわざ相手を不快にさせる必要はなくて他に方法はいくらでもあるわけで

 

正しいとか正しくないとかどうでもよくて、ゲームにはルールがあってそれを外せばしかるべき結果がでる。それだけ

気に入らないならさっさと私みたいに自営すれば良い

 

なんだか私賢そうに語っちゃってますけどまったく儲かってませんからね

今も100均で買った芋けんぴを囓りながらこれを書いてます

 

たまにはコンビニのケーキとか食べたいYO 

 

要する結果も出さずに引っ掻き回すのはカッコ悪いってことです

 

まとめ

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ホリエモンっていう人はメチャクチャ頭が良い人です

私のようなFラン大学をギリギリで通ったような人間には妄想でしか語れません

私がファミコンのディスクシステムだとするとあの人はXboxだと思う

頭が良いうえにお金の稼ぎかたを知ってます

 

つまり自分の本がどういう層に売れるのか分かった上で論調を展開してます

 

彼はコツコツと積み上げる努力を否定している訳じゃありません

だけどそういう努力が嫌いな層に受けるように本を書いてます

 

安易に成果のみに飛びつく人はコントロールしやすいですからね。つまり金になります

 

彼の信者が書いたホリエモン讃歌のブログをいくつか読みましたが

 

ヤバイっす

 

『自分は信者じゃなくてホリエモンを尊敬してるだけ』

 

とか言ってますが、ホリエモンの言葉を全て正しい前提で物事を語っているので

 

社会システム全てを憎悪してます。周囲の人を見下してます

 

一方的な視点、人の好意が生んだ行動を頭ごなしに否定し、お節介で片付けてしまう余裕のなさ

 

そういう人たちが『バカとはつき合うな』を持ち上げ、周囲を馬鹿ばかりだと見下す

 

いったい世の中はどうなってしまうのでしょうか……

 

というのは嘘で

 

信者は仕事できんし行動もしない人ばっかりだから世の中が困ることにはならないと思います

 

もしそうでない人間が彼に感化されてるなら日本はシリコンバレーだらけになってますよ

 

それが良い事かはわかりません

 

いつもホリエモンみたいにイライラして、なんでもかんでも無駄無駄言ってる

灰色の紳士に時間を盗まれた大人だらけ

 

それはちょっと嫌だなあ

おわり

www.imbroke-s.com

 

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