ダメラボ

ダメなおっさんが色々と妄想していますよ

カスピ海ヨーグルトは常温でも長持ちするよね。ヨーグルトな酸っぱい思い出

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私は毎日ヨーグルトを食べています

先日ヨーグルトを切らしたのでマックスバリューで買い物をしていたら懐かしいものを発見

カスピ海ヨーグルト

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カスピ海ヨーグルトの種菌セット。720円くらいでした

このカスピ海ヨーグルトは自分が子供の頃に流行ってました

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中には赤い矢印で指した小袋が二つ入ってます。中身は粉末状の種菌です

 

この種菌一袋を500mlの牛乳に混ぜ、常温で半日~24時間放置しておけばカスピ海ヨーグルトの出来上がり(出来上がりまでの時間は気温による)

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 メリット

このヨーグルトの利点は特別な器具を一切必要とせず、一度作ればヨーグルトを植え継ぎして増殖させることができることです

 

完成したヨーグルトをスプーンで二杯ほど別の牛乳に混ぜて再び放置すれば、あら不思議、またヨーグルトができちゃった!

牛乳は1パック(1L)が200円程度なので普通にヨーグルトを購入するよりコスパが良いです。さらに安く作りたいなら牛乳風味の乳飲料を使うという手もあります

市販のヨーグルトに比べると少し粘り気を感じます。味は……微妙に風味が違う……気がする。でも何度か食べると気にならない

 

まあ普通にヨーグルトですわ

 

カスピ海ヨーグルト - Wikipedia

ヨーグルト種菌 | よくいただくご質問 | メイトー 協同乳業株式会社

調べてみたら市販のヨーグルトとは乳酸菌の種類が違うらしい

  • 市販品 (ブルガリア菌、サーモフィラス菌、ビフィズス菌)

 

  • カスピ海ヨーグルト  (クレモリス菌)

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 ヨーグルトは腐らない?

ヨーグルトは大昔から食べられています。その起源は7000年前まで遡るという

当然のことながら当時は冷蔵庫なんて便利なものはなかったので常温で保存していました

 

ヨーグルトは発酵食品なのにそもそも腐るのか?

 

『腐る』と『発酵』にはあまり違いがありません。

じつは「発酵」と「腐る」は同じ 発酵食品のナゾにチコちゃんが迫る – ニュースサイトしらべぇ

人間にとって身体に良い細菌の働きは『発酵』悪い菌の働きは『腐る』『腐敗』と表現します

 

ヨーグルトは乳酸菌が乳を発酵することで作られます。その過程でヨーグルトは強い酸性に傾くので悪い雑菌が繁殖しにくくなる

これがヨーグルトが腐らないと言われる所以です

 

つまり理屈上は雑菌の混入さえ防げば長く保存できる

 

とはいえ食品ですから保存している容器の蓋の開け閉めは発生します。するといくら気をつけていても菌は混入してしまう。

ヨーグルトが酸性を帯びて雑菌が繁殖しにくい環境にあるとといっても、混入する雑菌が増えると腐敗は進行してしまいます

ヨーグルトな思い出

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今から語る話はフィクションです

 

ずいぶん昔、まだ未成年だったかもしれない頃に一時期ですが住所不定だったことがあります

最近ではミニマリストとか断捨離とか田舎で生きようとかスモールな生活が流行ってますが、その頃の私はちっとも望まないのにスモール過ぎる生活を余儀なくされてました

 

朝早く道路脇に立っていると現場の人買いが寄って来て土方仕事の斡旋をしてくるような時代です。彼らは明らかに見た目が中学生くらいの少年でも平気で雇用してました

 

住む場所は古いアパートの一階、元々は整備工場か倉庫用に広く開放された部屋をべニアで区切っただけの大部屋です。そこで十人くらいの多国籍な労働者が共に生活します。自分がいた頃は中国人が多かったです

 

いわゆるタコ部屋

 

簡便なトイレがあるだけで風呂はありません。というかガスも電気もない。水道は一つだけ。そのくせ水道代は結構な額をきっちり取られるカスみたいな環境でした

 

お金を貯めたかったので食費を削らないといけません。しかし最低限のカロリーを確保しないと腹が減って夜も寝られず体力もなくなる。つまり仕事ができなくなりさらに収入が減る

 

できるだけお金をかけずに腹を膨らませる必要がありました。しかし電気がないということは冷蔵庫もない。ガスがないから火も使えない 


外で野営したくても「火は絶対に使うな」と厳命されてました(それでも煙草を吸ってる労働者は沢山いましたが)


そのため保存がきき、なおかつ調理する必要のない食べ物が求められました

 

私は徳用の安い食パンとレトルトカレーばかり食べてました

 

昼飯は抜いて朝と夜に食パンを二枚ずつ食べるのです

レトルトカレーは一袋を半分にして朝、昼用に分けて温めずにそのままパンに乗せて食べる。カレー飽きたらマヨネーズをかけて食べる。マヨネーズも常温で保存できるので便利。味変は焼き肉のタレもいける

 

一食当たり100円もかかりません

 

夜用にとっておいたカレーがたまに盗まれることがあり、「俺じゃない!蟻の大群が運んでいった」とかふざけた言い訳をするおっさんと取っ組み合いの大ゲンカになることもありました


トラブルの大半は食い物か金


もやし一袋で唾を撒き散らしてガチ喧嘩、終戦後の日本みたいな有様でした

 

盗人ばかりでうかつに買い置きできないのが面倒なんですよ。大量に買えば安くできるシーンでもそれができない。まさか食パンを抱えたまま仕事に行くわけにもいかんし

 

たまに誰かが盗電して沸かしたお湯があればそれを少し貰ってその中にレトルトカレーを漬けると本来のカレーの形態であるドロッとした食感を楽しめるのでいと嬉し

 

それでどうにか飢えはしのげたけどもう一品欲しいよね

 

と贅沢なことを考えていたら同部屋のペルー人が白くて粘っこいものを食べてたんですよ

 

なんだか汚い物食ってんなと思ったらヨーグルトでした

 

しかもペルー人はアルミのボウルに牛乳を入れて自分で作ってるし


へえヨーグルトって作れるんだ

 

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彼の話によればこのヨーグルトは牛乳さえ準備できれば無限に増殖可能らしい。しかも常温保存できてタンパク質とか栄養素が豊富なのでこれだけで生きていける

 

なにその仙豆

 

さっそく彼から作り方を教わりました。


といっても実に簡単です。牛乳にヨーグルトを少し混ぜてサランラップを被せて一晩寝かせるだけ

 

常温で作られたヨーグルトは市販品と違って癖が強く感じられる

しかし贅沢は言ってられません

 

ペルー人は作ったヨーグルトをいつも枕元においてました。食べる時は普段使うスプーンでなく専用のお玉ですくってコーヒーカップへ移して食べるのです

 

専用のお玉を使うのは雑菌の混入を防ぐためです

 

そんなこともあり彼はヨーグルトに関わる時は凄く神経質でした。誰かが近づくと狂犬みたいに威嚇します

身なりは浮浪者みたいに汚いくせにお玉だけは常に清潔に保ってました

 

ちなみにどれだけ菌の混入に気を配っても自分の場合は一週間以上はもちませんでした

 

5日を超えたあたりで茶色い点々が増え始め、それが膜を形成します。強い酸味が加わり、明らかに腐敗が進んでいることがわかりました

それでも「たぶん大丈夫だろ」という謎の自信というか願望を交えて我慢して食べてたけどどうやら冷蔵庫なしでは一週間が限度らしい

 

腐敗が進むと水っぽいし異臭が強くて苦くて食べられたもんじゃない

 

環境が最悪でしたからね。汚い恰好をした男ばかりのタコ部屋で菌の混入を防ぎつつヨーグルト製作など神にも難しい所業と思われる

 

ちなみに自分は「臭いと良い仕事を貰えないし女にモテない」と先輩労働者に教わっていたので毎日公園で身体を洗って洗濯もしてました

 

コインランドリーに行って洗濯槽を手で回せんかなとかバカなことをしてましたけど無理でしたね

今なら力もあるしできるかもしれん

おわり

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